食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03310450314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、第5回「農薬・残留農薬」委員会(2010年11月2日開催)の議事概要を公表
資料日付 2011年2月21日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、第5回「農薬・残留農薬」委員会(2010年11月2日開催)の議事概要を公表した。主な内容は以下のとおり。
1. 農薬の分類に関するワークショップ(2011年3月開催予定)
2. 農薬に関する新立法
3. 複数の農薬の残留
 複数の農薬の残留が、急性参照用量(ARfD)の超過(ハザード指標(HI)>1)に寄与しているかどうか、又はどの程度寄与しており、類似の作用プロファイルをもつ物質(同じCAG:累積評価グループ)がそれにどのように関与しているのかが問題となっている。そのため、個々の残留農薬のHIが算出され合計された。総じてHI>1は、ほとんどの場合一つの有効成分、時折二つの有効成分が原因であった。個々のHIが1未満のケースでは、合計が1を超過することは稀であった。類似の作用プロファイルをもつ物質の複数残留は、特にトリアゾール及びニコチノイド系農薬で、ピレスロイド、リン酸エステル及びカーバメート系は極めて稀であった。カーバメート系で頻繁にHI>1となったのは、一つの有効成分(特にオキサミル及びメソミル)であった。
 類似の作用プロファイルをもつ物質については、効力等価係数(potency factors)を考慮することも考えられる。
 微量残留が比較的多いこととの関連で、交差汚染(たとえば輸送ベルト)が影響しているのか、又はどのように影響しているのか議論された。
4. 小売業者のセカンドスタンダード(訳注:自主基準値)
5. 内分泌かく乱作用の評価コンセプトに関する情報
 BfRは2010年5月に「EC規則1107/2009に応じた内分泌かく乱作用を有する農薬の評価手順のドラフト案」を公表したが、それはその後EUレベルで何度も紹介された。英国で作成された代替案は同様の原則に基づいている。現在、BfR案に対するEU加盟国のコメントを評価しているところである。
 当該案は現在、よく知られたいくつかの物質を用いて適性が検査されており、結果は2011年春に提出される予定である。
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/cm/207/5_sitzung_der_bfr_kommission_fuer_pflanzenschutzmittel_und_ihre_rueckstaende.pdf
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