食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03301070294 |
タイトル | WHO、「アルコールと健康に関する世界の状況報告書2011」を公表 |
資料日付 | 2011年2月11日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | WHOは2月11日、アルコール摂取に関する様々なエビデンスを分析し世界の100か国以上のデータを提示した「アルコールと健康に関する世界の状況報告書2011(Global status report on alcohol and health 2011)」を公表した。その概要は以下のとおり。 本報告書によると、アルコールの有害な摂取から命を救い健康への悪影響を減らすためにはより広範な政策の実施が必要である。有害飲酒により年に250万人が死亡し、より多くの人々が怪我をしたり病気になっている。また、若年世代及び発展途上国の飲酒者に対する影響が一層増大している。 アルコールの健康影響 1. 全ての死因の4%近くがアルコールに関連している。アルコール関連死因の大部分がアルコールの影響による怪我、がん、心血管系統疾患及び肝硬変によるものである。 2. 世界的には、男性の死亡の6.2%がアルコール関連であるが、女性の場合には1.1%である。ロシア及び近隣諸国では、男性の5人に1人がアルコール関連の原因で死亡している。 3. 世界では、毎年15~29才の若者32万人がアルコール関連原因で死亡しており、これらは当該年令グループの全死亡数の9%となっている。 効果的な対策 2010年5月にWHO加盟諸国によりアルコールの有害摂取低減のための世界戦略が承認された。効果的な措置として、アルコールに対する課税、アルコール販売店数の規制、販売の年令制限強化、飲酒運転規制などの促進が提起されている。 摂取 2005年における全世界の摂取量は、15才以上の1人当たり6.13リッターの純粋アルコール摂取に相当した。2001~2005年の期間に関する分析では、米州、欧州、東地中海及び西太平洋地域では比較的安定した摂取レベルが示されたが、アフリカ及び東南アジアでは顕著な増加が見られた。 報告書本文(PDF 85ページ)は以下のURLから入手可能。 http://www.who.int/substance_abuse/publications/global_alcohol_report/msbgsruprofiles.pdf 国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報 (化学物質) No. 4/2011 (2011.02.23) P. 2-3 http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/2011/foodinfo201104c.pdf |
地域 | その他 |
国・地方 | その他 |
情報源(公的機関) | 世界保健機関(WHO) |
情報源(報道) | 世界保健機関(WHO) |
URL | http://www.who.int/mediacentre/news/releases/2011/alcohol_20110211/en/index.html |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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