食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03300820330
タイトル 英国健康保護局(HPA)、感染症情報(Health Protection Report)第5巻6号を公表
資料日付 2011年2月11日
分類１ -
分類２ -
概要（記事） 　英国健康保護局(HPA)は2月11日、イングランド及びウェールズにおける食中毒及び感染症情報(Health Protection Report)第5巻6号を公表した。今号の概要は以下のとおり。
1. 2011年第1～4週に複数個所での発症例(General outbreak)として報告された食中毒
(1) ノース・イースト及びノース・セントラル・ロンドン(North East and North Central London)地域のレストランで5人が発症した。病原物質は不明。原因食品はカキ。
(2) サウス・イースト・ロンドン(South East London)地域のレストランで3人が発症した。病原物質は不明。原因食品はカキ。
2. イングランド及びウェールズにおいて2011年第1～4週の期間に報告された一般胃腸感染症
　細菌別にみるとカンピロバクターによる症例が最多で3
,130件、2番目がノロウイルスによるもので920件、3番目がロタウイルスによるもので756件、次いでサルモネラ属菌が247件、ジアルジア属が225件、クリプトスポリジウム症が118件、ソンネ赤痢菌が65件、また腸管出血性大腸菌O157が41件となっている。
　2011年第1～4週の累計では、カンピロバクター、サルモネラ属菌、ロタウイルス、ノロウイルス、クリプトスポリジウム症及びジアルジア属のいずれも2010年同期に比べて以下のとおり減少した。(カッコ内は2010年同期件数)
カンピロバクター：　3
,130件　(3
,354件)
サルモネラ属菌：　247件　(426件)
ロタウイルス：　756件　(838件)
ノロウイルス：　920件　(2
,503件)
クリプトスポリジウム症：　118件　(172件)
ジアルジア属：　225件　(271件)
　他方、腸管出血性大腸菌O157及びソンネ赤痢菌については、前年同期と比較して以下のとおり増加した。(カッコ内は2010年同期件数)
腸管出血性大腸菌O157：　41件　(6件)
ソンネ赤痢菌：　65件　(36件)
3. 2010年12月にHPAに対し報告されたイングランド及びウェールズでのサルモネラ感染症
　症例の総計(暫定数値)は619件で、その血清型は、S. Enteritidis PT4が35件、S. Enteritidis (他のPTs)が140件、S. Typhimuriumが168件、S. Virchowが9件、その他が267件であった。
地域 欧州
国・地方 英国
情報源（公的機関） 英国健康保護局(HPA)
情報源（報道） 英国健康保護局(HPA)
URL http://www.hpa.org.uk/hpr/infections/enteric.htm#gofi
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