食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03300620294
タイトル WHO , AI - 各国の最新状況 (2011年2月28日時点集計)
資料日付 2011年2月25日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  WHOは、鳥インフルエンザ(AI)に関する最新情報を公表し、併せてWHOが報告を受けたH5N1亜型ウイルスのヒトへの感染確定症例一覧表を更新した。
1. カンボジアの状況 (2011年2月25日付更新情報)
http://www.who.int/csr/don/2011_02_25/en/index.html
 カンボジア保健省は、H5N1亜型AIウイルスのヒトへの感染症例を新たに2件発表した。感染者は19才の女性とその11ヵ月になる息子で、両名とも死亡した。この女性は、1月3日に夫、11ヵ月の息子、義理の母親及び義理の妹と一緒に自宅のあるバンテェイ・メンチェイ(Banteay Meanchey)州から移動し、南東部プレイ・ベン(Prey Veng)州の親戚の家を訪問した。女性は、2月5日の早朝に発症し、2月9日に私立の診療所に収容されたが、2月12日に病院に移送され、同日にAIと診断されないまま死亡した。同人は、1月中旬から2月初旬の間に病気及び死んだ家きんと数回の接触があった。採取された血液検体が国立インフルエンザセンターとなっているカンボジア・パスツール研究所に送付され、検査の結果、陽性と判明した。11ヵ月の男児は、2月5日に発症、2月15日に病院に収容されたが、2月17日に死亡した。この男児も同時期に病気及び死んだ家きんと複数の接触があった。パスツール研究所による鼻咽頭検体の検査で陽性と確認された。同国におけるAI感染者の累計は2005年以来13人に達し、そのうち11人が死亡している。
2. エジプトの状況 (2011年2月28日付更新情報)
http://www.who.int/csr/don/2011_02_28/en/index.html
 エジプト保健省は、H5N1亜型ウイルスのヒトへの感染症例を新たに3件発表した。1人目の患者は、ダカリア(Dakahlia)県在住の26才の女性で、1月18日に発症し、1月23日に病院に収容されたが、その後回復し、2月7日に退院した。2人目の患者は、メノフィア(Menofia)県の45才の女性で、1月20日に発症し、1月26日に病院に収容されたが、2月5日に死亡した。3人目の患者は、ダミアタ(Damiata)県の4才になる男児で、2月14日に発症し、2月16日に病院に収容された。現在の容態は安定している。感染源についての調査で、これら3人のいずれもAI感染の疑いがあった家きんとの接触があったことが示された。同国におけるAI感染者の累計は125人となり、そのうち41人が死亡している。
3. ヒトの感染症例一覧表: 2003~2011年累計 (括弧内は死亡者数)
http://www.who.int/csr/disease/avian_influenza/country/cases_table_2011_02_28/en/index.html
アゼルバイジャン: 8人 (5)
バングラデシュ: 1人 (0)
カンボジア: 13人 (11)
中国: 40人 (26)
ジブチ: 1人 (0)
エジプト: 125人 (41)
インドネシア: 171人 (141)
イラク: 3人 (2)
ラオス: 2人 (2)
ミャンマー: 1人 (0)
ナイジェリア: 1人 (1)
パキスタン: 3人 (1)
タイ: 25人 (17)
トルコ: 12人 (4)
ベトナム: 119人 (59)
合計: 感染者 525人 (死亡者: 310人)
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) 世界保健機関(WHO)
URL http://www.who.int/csr/disease/avian_influenza/country/cases_table_2011_02_25/en/index.html
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