食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu03300330149 |
| タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分フェナザキンのリスク評価のピアレビューに関する結論を公表 |
| 資料日付 | 2010年11月17日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は11月15日、農薬有効成分フェナザキン(Fenazaquin)のリスク評価のピアレビューに関する結論(2010年10月28日付け)を公表した。概要は以下のとおり。 1.フェナザキンは、再評価プログラムの第3段階パートAにある79種類の1つである。理事会指令91/414/EECの附属書I (訳注:植物防疫製剤への含有を認可された有効成分のリスト)からのフェナザキンの除外、並びに、当該成分を含有する植物防疫製剤の認可取消に関する委員会決定2008/934/ECの後、申請者が当該リストへの収載を求めて再申請を行った。 2.再提出された書類には、報告担当加盟国(RMS)のギリシャが作成した評価報告書素案(DAR)で特定された諸問題に対処する追加データが含まれた。欧州委員会(EC)は、提出された追加データをRMSが評価した追加報告書、寄せられた意見及びDARの必要箇所を検討後、EFSAに対し、哺乳動物毒性、残留物、環境運命及び挙動及び環境毒物学の領域に焦点を絞ったピアレビューを行い、フェナザキンに関する結論を出すよう求めた。 3. 本報告書の結論は、申請者が求めたぶどう、柑橘類及び観賞植物に対するダニ駆除剤としてのフェナザキンの代表的用途の評価に基づいて出された。 4.(1)物理的化学的特性の領域において、重要な懸念領域は特定されなかったが、分析方法でデータギャップが認められた。(2)哺乳類毒性の項目では、植物代謝物4-OHQ(4-ヒドロキシキナゾリン)の毒性学的性質に関するデータギャップが認められた(消費者リスク評価に関連)。(3)残留物の項目では、植物性の加工産品中の代謝物4-OHQの毒性学的性質に関して、ワイン用及び生食用ぶどうの代表的用途における代謝物4-OHQ及びTBPE(2-(4-tert-ブチルフェニル)エタノール)の残留濃度について対処する上でデータギャップが認められたため、消費者リスク評価は最終決定していない。 5.ラット2年間経口投与試験を根拠に安全係数100を適用した一日摂取許容量(ADI)は0.005mg/kg 体重/日、ラット発達毒性試験で認められた母体影響を根拠に安全係数100を適用した急性参照用量(ARfD)は0.1mg/kg体重である。 6.果実における残留物定義は、炭素14で標識したフェナザキンをぶどうに葉面散布した代謝試験に基づいている。総残留物の主要部分は、親化合物フェナザキンであった。個々の代謝物又は分解物の濃度は、成熟作物の収穫時における総残留放射能(TRR)の5%を超えてはいなかった。しかし、検出された代謝物の1つであるTBPE(テトラブロモフェノールフタレインエチルエステル)の毒性はフェナザキンより高い。模擬作業条件下では、フェナザキンはかなりの程度まで4-OHQに分解されていた。残留物の性質について提出された調査報告書から、果実の規制対象の残留物を親化合物フェナザキンのみと定義し、また、必要な場合は、果実加工産品においてはフェナザキン及び4-OHQを監視することが合意された。リスク評価のための残留物定義にはフェナザキン、TBPE及び4-OHQが含まれている。フェナザキンと代謝物TBPEは毒性学的参照値が異なるため、個別のリスク評価が必要である。代謝物4-OHQについては、毒性データがさらに求められる。 7.かんきつ類:0.5mg/kg、生食用及びワイン用ぶどう:0.2mg/kg、動物由来製品脂肪:0.01mg/kgの残留基準値(MRL)案が提案された。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| 情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| URL | http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/1892.pdf |
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