食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03290130149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、香料グループ評価72:脂肪族分岐鎖飽和及び不飽和アルコール類、アルデヒド類、酸類、並びに、類似エステル類のFAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)の評価を検討した科学的意見書を公表
資料日付 2010年10月13日
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概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は13日、香料グループ評価72:脂肪族分岐鎖飽和及び不飽和アルコール類、アルデヒド類、酸類、並びに、類似エステル類のFAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)の評価を検討した科学的意見書(2009年11月25日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 JECFAは、脂肪族分岐鎖飽和及び不飽和アルコール類、アルデヒド類、酸類、並びに、類似エステル類の22物質のグループを第61回会合で評価した。
 当該22物質は、EFSAが香料グループ評価5改訂2(FGE.05Rev2)で脂肪族飽和アルコール類と共に評価した分岐鎖及び直鎖飽和カルボン酸類、並びに、それらのエステル類に構造的に類似していると科学パネル(CEF)は結論づけた。
 遺伝毒性データは限られた数の物質についてのみ利用可能であるが、利用可能なデータは、JECFAの評価手順(訳注:摂取量、構造活性相関、代謝及び毒性に関する情報を統合する段階的な手法)を用いたそれら限られた数の物質の評価を妨げない。本グループ評価の検討対象の22物質のうち20物質にJECFA手順を適用したJECFAと同意見である。
 しかし、2物質についてのJECFA評価は、米国の生産量から算出した推定摂取量(MSDI法(訳注:香料の年間生産量から摂取量を推定する手法))に基づいている。これらの物質の評価を確定するためには、欧州における生産量が必要である。
 検討対象の22物質について、さらに精査した暴露評価が必要な香料物質の特定及び評価の確定を目的とした、mTAMDI法(訳注:食品摂取量と香料添加率から推定する方法)による推定摂取量算出のための使用量が必要である。
 当該22物質のJECFA評価に関する結論が市販原料に適用できるか否かを確定するために、利用可能な規格を検討する必要がある。
 当該パネルは、12物質について評価を保留する(欧州における生産量が利用可能ではない、JECFA評価を用いた評価ができない、及び/又は、組成及び/又は異性体を持つ性質に関するデータが欠損している) 。
 JECFAが評価した当該22物質のうち10物質について、当該パネルは、MSDI法に基づくJECFAの結論「香料物質としての推定摂取量において安全性の懸念はない」と同意見である。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/1402.pdf
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