食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03280800475 |
タイトル | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、害虫抵抗性遺伝子組換えとうもろこしMIR162の認可について意見書を提出 |
資料日付 | 2011年1月6日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は、欧州規則(EC) No.1829/2003に基づき害虫抵抗性遺伝子組換えとうもろこしMIR162を食品及び動物飼料として輸入、加工及び使用するための市場流通認可申請について競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)から諮問を受けて2010年11月17日付で意見書を提出した。 本意見書は当該とうもろこしの種子や副産物を輸入、加工、食品や動物飼料に使用するための最初の市場流通認可申請資料である。本意見書は欧州域内における栽培に関するものではない。 遺伝子組換えとうもろこしMIR162は、複数の異なる遺伝子組換えとうもろこしを従来型交配して得られた遺伝子組換えとうもろこしBt11xMIR162xGA21及びBt11xMIR162xMIR604xGA21で既に評価されている。 本意見書は、上記のとうもろこしで実施した先の評価書に基づいており、さらには複数の遺伝子組換えを含んでいる遺伝子組換えとうもろこしBt11xMIR162xGA21及びBt11xMIR162xMIR604xGA21の申請資料について欧州食品安全機関(EFSA)が出した質問状に対する申請者の回答としてもたらされた追加データも考慮している。 遺伝子組換えとうもろこしMIR162はヨーロピアンコーンボーラー(Helicoperva zea)、ヤガ(Agrostis ipsilon)、ヨトウガ(Spodtoptera frugiperda)及びヤガの幼虫(Striacosta albicosta)に対する毒素Vip3Aa20たん白質を発現する。 また遺伝子組換えとうもろこしMIR162はマンノース-6-リン酸をフルクトース-6 -リン酸に異化する能力を遺伝子組換え植物の細胞に付与するホスホマンノースイソメラーゼ(PMI)をコードするマーカー遺伝子をも含んでいる。 遺伝子組換えとうもろこしMIR162の遺伝子組換えによる化学分子的特徴、化学成分構成の比較分析、栄養性の評価及び遺伝子組換えとうもろこしMIR162の安全性に関して提出されたデータ(resultats)に関しては、バイオテクノロジー専門委員会は遺伝子組換えとうもろこしMIR162は対照と同様の安全性レベルであると考える。 MIR162の遺伝子組換えを含む複数の導入遺伝子を持つとうもろこしの市場流通申請資料に新たなデータ(elements:要素)が追加され、2009年に評価されている。これらの新たなデータの分析は遺伝子組換えとうもろこしMIR162の安全性のレベルについての当専門委員会の結論を確認するものであった。 以上が当庁のバイオテクノロジー専門委員会の科学的意見である。ANSESは、本意見書は規定の期限に入手できた最初の申請資料に基づいて出されたものであることを付言しておく。EFSAが申請者に追加資料を請求していることを考慮すると、本意見書はEFSAが現在実施している評価期日前に申請資料に補足添付された試験やデータに基づいて後日出される結論に予断を与えるものではない。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES) |
情報源(報道) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES) |
URL | http://www.afssa.fr/Documents/BIOT2010sa0212.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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