食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03280380149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分6-ベンジルアデニン(6-benzyladenine)のリスク評価のピアレビューに関する結論(2010年8月27日付け)を公表 |
資料日付 | 2010年10月22日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は10月22日、農薬有効成分6-ベンジルアデニン(6-benzyladenine)のリスク評価のピアレビューに関する結論(2010年8月27日付け)を公表した。概要は以下のとおり。 1.6-ベンジルアデニンは、再評価プログラム第4段階にある295種類の有効成分の1つである。植物防疫製剤への含有を認可された有効成分のリストからの6-ベンジルアデニンの除外、及び、当該成分を含有する植物防疫製剤の認可取消に関する委員会決定2008/941/ECの後に、申請者が当該リストへの6-ベンジルアデニンの収載を求める申請を再提出した。再提出された書類には、報告担当加盟国(RMS)の英国が作成した評価報告書素案(DAR)で特定された問題に対応する追加データが加えられた。 2.欧州委員会(EC)は、RMSが作成した追加報告書、寄せられた意見及びDARの必要箇所を基に哺乳類毒性に焦点を絞ったピアレビューを行い、EFSAに対し、6-ベンジルアデニンに関する結論を出すよう求めた。 3.本報告書の結論は、申請者が求めたとうもろこし及びりんごに対する植物成長調整剤としての6-ベンジルアデニンの代表的用途の評価に基づいて出された。 4.代表的用途から消費者暴露が予見されなかったこと、並びに、残留物評価において6-ベンジルアデニンが自然に存在する化合物であることが示されたことに基づき、一日摂取許容量(ADI)も急性参照用量(ARfD)も不要と考えられた。しかし、EFSAが結論を作成中に、6-ベンジルアデニンが自然に存在する化合物であることを量的に示す追加の科学的根拠が必要なデータギャップが残留物の専門家によって特定されたので、消費者のリスク評価を終了出来なかった。6-ベンジルアデニンが自然に存在することが明白になれば、ADI及びARfDの設定が必要になる可能性がある。 5.葉面散布による代謝試験で、6-ベンジルアデニンの代謝が調べられた。この試験で同定された代謝物は、6-ベンジルアデニンか安息香酸の抱合体である。収穫時において、有意な残留物は存在しなかった。リスク評価及び規制対象の残留物定義は6-ベンジルアデニンとした。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/1716.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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