食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03280340149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分クロラントラニリプロール(Chlorantraniliprole)のにんじんに対する残留基準値の修正に関する理由を付した意見書を公表
資料日付 2010年10月13日
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概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は10月13日、農薬有効成分クロラントラニリプロール(Chlorantraniliprole)のにんじんに対する残留基準値の修正に関する理由を付した意見書(2010年10月11日付け)を公表した。
1.フランスで2010年7月30日~11月30日の期間に認証された適正農業規範(GAP)に当該成分のにんじんに対する現行基準値0.02mg/kgが適応しないため、評価担当加盟国(RMS)のフランスが暫定基準値0.1mg/kgの設定を提案した。
2.クロラントラニリプロールの毒性学的プロファイルがRMSによって評価された。一日摂取許容量(ADI)を1.58mg/kg体重/日と結論づけるデータは十分であった。当該成分の毒性が低いため、急性参照用量(ARfD)の設定は不要というのがRMSの意見である。
3.EFSAの残留農薬摂取量の算出モデル(PRIMo)に組み込まれた欧州のいずれの食習慣においても消費者の長期摂取による懸念は確認されなかった。申請された枠組みにおける当該成分のにんじんに対する使用は、公衆衛生に懸念を与える可能性は低いとEFSAは結論づけ、規制対象の残留物定義をクロラントラニリプロールとして、暫定的な残留基準値 (にんじん:0.08mg/kg)の設定を提案する。当該評価は不完全な残留データセットに基づき、かつ、ピアレビューがまだ確定していないため、本意見書で出された結論は暫定的なものであり、再検討が必要になる可能性がある。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/1859.pdf
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