食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03280050314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、意見書「最新のダイオキシン分析結果に基づき、卵及び肉の摂取に健康リスクはない」を公表
資料日付 2011年1月27日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、意見書「最新のダイオキシン分析結果に基づき、卵及び肉の摂取に健康リスクはない」(15ページ/1月26日付)を公表した。概要は以下のとおり。
 卵、鶏肉(採卵鶏肉)及び豚肉にEU基準値を上回っているサンプルがあったが、少数であった。乳及びブロイラーにEU基準値を上回っているものはなかった。
 最大検出量のダイオキシンを含む卵(12.14pg/kg(EU基準値3.0pg/g))及び豚肉(1.51pg/g(EU基準値1.0pg/g))を長期間食べていた場合であっても健康被害は想定されない。
 ダイオキシンの健康影響評価においては、日々の追加的な摂取量ではなく、体内の蓄積量(body burden/体内負荷量)が重要である。ドイツの体内負荷量は20年前は約30pg/g体脂肪であったが、バックグラウンド汚染の低減により、現在は約10pg/g体脂肪である。上記のワーストケースシナリオで体内負荷量は30pg/g体脂肪を大きく下回るが、20年前当時、当該体内負荷量(30pg/g体脂肪)に健康リスクがなかった可能性が非常に高い。
 卵の平均汚染量で計算したダイオキシン摂取量は耐容一日摂取量(TDI)の4%(高摂取群は10%)、豚肉の平均汚染量で計算したダイオキシン摂取量はTDIの1%(高摂取群は2%)である。
 本意見書の英語版は以下のURLから入手可能。
http://www.bfr.bund.de/cm/245/consumption_of_eggs_and_meat_poses_no_risk_to_human_health_as_indicated_by_the_latest_dioxin_concentrations_measured.pdf
 卵を介するダイオキシン摂取量評価(図表1ページ)は以下のURLから入手可能。
http://www.bfr.bund.de/cm/208/dioxin_aufnahme_ei_.pdf
 豚肉を介するダイオキシン摂取量評価(図表1ページ)は以下のURLから入手可能。
http://www.bfr.bund.de/cm/208/dioxin_aufnahme_schweinebraten_.pdf
 本件に関するプレスリリース「消費者は心配する必要はない」は以下のURLから入手可能。
http://www.bfr.bund.de/cd/54017
 プレスリリースの英語版は以下のURLから入手可能。
http://www.bfr.bund.de/cd/54049
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/cm/208/kein_gesundheitliches_risiko_durch_den_verzehr_von_eiern_und_fleisch_auf_der_basis_aktuell_ermittelter_dioxingehalte.pdf
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