食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03272320208
タイトル オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)、松の実(pine nuts)の摂取に関するファクトシートを公表
資料日付 2010年12月14日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)は12月14日、松の実(pine nuts)の摂取に関するファクトシートを公表した。その要約は下記のとおり。
 松の実は、様々な料理に使用されているマツ属の種子である。FSANZは、松の実を摂取した後で苦い、金属様の味がしたとの消費者からの報告について調査を行った。この後味は、時として消費者により「パイン・マウス(pine mouth)」と呼ばれ、数日間あるいは数週間続く。その味は、生の、加熱調理済みの、または加工された松の実摂取の結果生じる。しかしながら、現時点では、不快な苦味以外には安全性の問題は同定されていない。症状は比較的軽く自然に消滅し、その後の悪影響はないようである。また、今日まで苦味の問題が汚染物質と関連しているという根拠は何もない。現在、この問題について研究が行われているが、脂質分解物によるもの、もしくは松の種類による脂肪酸組成の違いによるものなどの推測がある。FSANZは問題を注視し続ける。


国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報 No.27/2010(2010.12.27)化学物質p14
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/
地域 大洋州
国・地方 豪州
情報源(公的機関) 豪州・NZ食品安全庁(FSANZ)
情報源(報道) 豪州・NZ食品基準機関(FSANZ)
URL http://www.foodstandards.gov.au/scienceandeducation/factsheets/factsheets2010/pinenutsdecember2010.cfm
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