食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03271890330
タイトル 英国健康保護局(HPA)、感染症情報(Health Protection Report)第4巻49号を公表
資料日付 2010年12月10日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国健康保護局(HPA)は12月10日、イングランド及びウェールズにおける食中毒及び感染症情報(Health Protection Report)第4巻49号を公表した。今号の概要は以下のとおり。
1. 2010年第45~48週に複数個所での発症例(General outbreak)として報告された食中毒
(1) カンブリア・ランカシャー(Cumbria & Lancashire)地域のホテルで2人が発症した。カンピロバクターが検出された。原因食品はチキンレバーパテ。
(2) イースト・ミッドランド・ノース(East Midlands North)地域のホテルで9人が発症した。病原物質は不明(細菌またはノロウイルス感染の疑い)。原因食品はチキン。
2. イングランド及びウェールズにおいて2010年第45~48週の期間に報告された一般胃腸感染症
 細菌別にみるとカンピロバクターによる症例が最多で3
,488件、2番目がクリプトスポリジウム症によるもので346件、3番目がノロウイルスによるもので290件、次いでサルモネラ属菌が249件、ジアルジア属が215件、ロタウイルスが141件、ソンネ赤痢菌が65件、また腸管出血性大腸菌O157が54件となっていた。
 2010年第1~48週の累計では、カンピロバクター、ソンネ赤痢菌、ロタウイルス、ノロウイルス及びジアルジア属のいずれも2009年同期に比べて以下のように増加した。(カッコ内は2009年同期件数)
カンピロバクター: 58
,081件 (53
,545件)
ソンネ赤痢菌: 1
,001件 (928件)
ロタウイルス: 15
,633件 (15
,134件)
ノロウイルス: 10
,676件 (6
,428件)
ジアルジア属: 3
,432件 (3
,177件)
 他方、腸管出血性大腸菌O157、サルモネラ属菌及びクリプトスポリジウム症については、以下のように減少した。
腸管出血性大腸菌O157: 824件 (944件)
サルモネラ属菌: 7
,484件 (8
,634件)
クリプトスポリジウム症: 3
,622件 (4
,434件)
3. 2010年10月にHPAに対し報告されたイングランド及びウェールズでのサルモネラ感染症
 症例の総数(暫定数値)は815件で、その血清型はS. Enteritidis PT4が50件、E. Enteritidis (他のPTs)が249件、S. Typhimuriumが164件、S. Virchowが16件、その他が336件であった。
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国健康保護局(HPA)
情報源(報道) 英国健康保護局(HPA)
URL http://www.hpa.org.uk/hpr/archives/2010/hpr4910.pdf
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。