食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03271620363
タイトル 台湾行政院衛生署疾病管制局、変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)のほぼ確実例が台湾で発生したとの報道を受け、回答
資料日付 2010年12月8日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  台湾行政院衛生署疾病管制局は12月8日、台湾において変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)のほぼ確実例が発生したとの報道に関して、以下のように回答した。
 患者は1974年生まれの男性で、1989年から1997年まで英国のマンチェスターで学んでいた(英国における牛海綿状脳症のピーク期)。2008年後半から徐々に記憶障害及び嗜眠等の症状を呈すようになった。症状が改善されなかったため、2009年3月下旬、臨床症状及び旅行歴(かつて英国に長期滞在していた)に基づき、台北市の某医学センターがCJDの疑いがあるとして通報した。本症例は、疾病管制局CJD作業グループの審査会議を経て、臨床症状やMRI検査の結果、脳波検査の結果に基づき、CJDのほぼ確実例と判断されたが、vCJDである可能性は排除できず、作業グループは扁桃生検を家族に勧めるよう主治医に求めた。しかし、家族がこれを拒み、患者は2010年5月に死亡した。家族は病理解剖の承諾をせず、遺体は既に火葬された。
 台湾において、台湾神経学学会が構築した通報・モニタリングシステムを通して、1997年から2010年10月30日までに審査を経て、疑い例又はほぼ確実例に分類されたのは243例、確実例は5例で、いずれも従来型のCJDである。vCJDである可能性を排除できなかった本症例を除き、他の症例は全てその可能性を排除できている(すなわち、牛海綿状脳症とは無関係である)。
地域 アジア
国・地方 台湾
情報源(公的機関) 台湾行政院衛生署疾病管制局
情報源(報道) 台湾行政院衛生署
URL http://www.doh.gov.tw/CHT2006/DM/DM2_p01.aspx?class_no=25&now_fod_list_no=11224&level_no=2&doc_no=78254
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