食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03271380164 |
タイトル | オランダ国立公衆衛生環境保護安全庁(RIVM)、オランダの畜産地域における薬剤耐性菌を高濃度に含む表流水に関する報告書を発表 |
資料日付 | 2010年12月14日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | オランダ国立公衆衛生環境保護安全庁(RIVM)は12月13日付けで、オランダの畜産地域における薬剤耐性菌を高濃度に含む表流水に関する報告書を発表した(オランダ語101ページ)。 畜産農場密度が高い農業地域の表流水及び汚泥には、一つ以上の抗生物質に対する耐性をもつ菌が高い割合で存在する。これはRIVMで実施した予備調査で明らかになった。調査したこれらの地域の細菌の起源は調査できていないが、少なくとも一部の細菌は、近隣の畜産場の糞尿に由来することを示す証拠がある。表層水の薬剤耐性菌保有率の調査は、ヒトがこれらの細菌に暴露するのに環境がどの程度寄与しているかを評価するために必要である。 薬剤耐性菌は様々な経路から表流水に入ってくる。抗生物質治療を受けた家畜の糞尿が表流水に流れ込んだり、また例えばヒトが抗生物質治療を受けている病院からの部分処理または未処理排水が表流水に入り込んだりする。 薬剤耐性菌に汚染された表流水と接触したとき(例えば水辺環境でのレクリェーションで)、一つ以上の抗生物質に耐性をもつ細菌に暴露するリスクが懸念される。これらの抗生物質はヒトの感染症の治療に使用されているので、公衆衛生リスクに直接響くものである。これらのリスクは二つの面に現れる。その一つは、抗生物質耐性菌に暴露したヒトにはこれらの細菌を原因とする病気が進行するリスクがあり、治療が困難になる。二つ目は、これらの細菌により発病しなかったとしても、これらの細菌がより脆弱な、例えば入院患者のようなヒトに伝播するかもしれない。よって、これらのカテゴリーのヒトは発病する可能性がある。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | オランダ |
情報源(公的機関) | オランダ/公衆衛生・環境保護研究所(RIVM) |
情報源(報道) | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM) |
URL | http://www.rivm.nl/bibliotheek/rapporten/703719031.html |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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