食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03270800149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、クランベリー中のノバルロンの既存残留基準値(MRL)改正に関する理由を付した意見書(12月16日採択)を公表 |
資料日付 | 2010年12月21日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は12月21日、クランベリー中のノバルロンの既存残留基準値(MRL)改正に関する理由を付した意見書(12月16日採択)を公表した、概要は以下のとおり。 1.評価担当加盟国(EMS)の英国はクランベリーに含まれるノバルロンのインポートトレランスを設定するよう求められた。EMSは国際貿易を可能にするため、クランベリーのECMRLは定量限界の0.01mg/kgから7mg/kgへと緩和されるべきと結論づけた。 2.毒性プロファイルはピアレビュー及び担当加盟国(RMS)により審査され、0.01mg/kg体重/日の一日摂取許容量(ADI)を導き出した。急性毒性は低いため急性参照用量(ARfD)の設定は不要と判断された。 3.RMSはリスク評価及び規制のための残留物定義は親物質ノバルロンとして作成すると結論づけた。EFSAはインポートトレランスについて、ノバルロンの代謝は十分に解明されているので追加研究は不要と結論づけた。 4.米国でのブルーベリー作物残留試験データが提出された。ブルーベリーからクランベリーへの外挿について、ガイダンスには明確に記述されていないが、EFSAはブルーベリーでの残留試験はクランベリーをも代表すると考える。EFSAは当該試験はクランベリーのインポートトレランスのMRL案を導き出すのに十分かつ適切であると結論づけた。これらの試験により7mg/kgクランベリーのMRLが必要であることを実証した。 5.長期消費者摂取懸念は欧州のいずれの食事からも確認できなかった。総摂取推計値は、ADIの4.9~86.4%(最大暴露:デンマークの子供)であった。総消費者暴露に対するクランベリー残留値の寄与は、最大でADIの0.21%(WHOクラスターダイエットF)であった。 6.したがって、EFSAは提案されたクランベリーのインポートトレランスは、毒性参照値を超えず、7mg/kgのMRLを提案した。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/1963.pdf |
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本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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