食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03270470149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、乳児及び幼児の調製乳及び離乳食に使用することを意図したビタミンD製剤へのアスコルビン酸ナトリウム使用に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2010年12月22日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は12月22日、乳児及び幼児の調製乳及び離乳食に使用することを意図したビタミンD製剤へのアスコルビン酸ナトリウム使用に関する科学的意見書(2010年12月8日採択)を公表した。 アスコルビン酸ナトリウムは既にビタミンC源として乳児用調製乳/フォローオン乳に使用が認可されている (指令 2006/141/ECAnnex III)。本指令の付属書 I 及びIIによると、乳児用調製乳/フォローオン乳にはビタミンCを 2.5~7.5 mg/100 kJ(ビタミンCの62~221 mg/lに相当)及び5~14 mgナトリウム/100 kJ(125~413 mg/lに相当)を含むことが求められている。アスコルビン酸ナトリウムにナトリウムが11.6% 含まれることから、 アスコルビン酸ナトリウム1 mg/l の最大キャリーオーバーでナトリウム0.12mg/l及びアスコルビン酸 0.88 mg/lとなる。これらの所見及び乳児用調製乳にはアスコルビン酸62~221 mg/l、ナトリウム125~413 mg/l を含むことが必要であることから、パネルは、ビタミンD製剤に使用される食品添加物アスコルビン酸ナトリウム (E 301)からの最大キャリーオーバーのアスコルビン酸ナトリウム量、 1mg/l(0.12 mg/lナトリウム及び0.88 mg/lアスコルビン酸)は最終製品のビタミンC及びナトリウム含有量にわずかに寄与するのみであると結論づけた。したがってパネルは、乳児用調製乳/フォローオン乳のビタミンD製剤に抗酸化剤として使用される食品添加物アスコルビン酸ナトリウム (E 301)の提案される用途拡大は安全性への懸念はないと結論づけた。 国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報 No.27/2010(2010.12.27)化学物質p6 http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/ |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/1942.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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