食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03260920149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、遺伝子組換え植物の環境リスク評価に係る手引きに関する科学的意見書を公表
資料日付 2010年11月15日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は11月12日、遺伝子組換え(GM)植物の環境リスク評価に係る手引きに関する科学的意見書(2010年10月21日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 本文書は、GM食品及び飼料に関する規則(EC) 1829/2003 又は遺伝子組換え体(GMO)の意図的な環境放出に関する指令2001/18/ECの枠組みで提出されたGM植物の環境リスク評価(ERA)のための手引きを提示する。本文書は、GM植物の環境に対する潜在的な影響を評価するための手引き、及び、GM植物の包括的なERAのためのデータ要件の理論的根拠を提示する。
2. ERAは、段階的(step-by-step)評価手法の後に、個別(case-by-case)に行うことが望ましい。
3. 本文書では、GM植物のERAに用いる6段階、即ち(1)問題設定(problem formulation)、(2)ハザードの特徴付け(hazard characterisation)、(3)暴露の特徴付け(exposure characterisation)、(4)リスクの特徴付け(risk characterisation)、(5)リスク管理戦略(risk management strategies)、(6)総合的なリスク評価(overall risk evaluation)を記述している。
4. EFSAの科学的パネル(GMO)は懸念を有する以下の特定7領域、即ち(1)GM植物もしくは交配可能なその近縁種(compatible relatives)の残存性及び侵襲性、(2)植物から微生物への遺伝子の移行、(3)GM植物と標的生物との相互作用、(4)GM植物と非標的生物との相互作用、(5)特定の栽培、管理及び収穫法の影響、(6)生物地理化学(biogeochemical)過程の影響、(7)ヒトや動物の健康に及ぼす影響を検討した。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/1879.pdf
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