食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03260830330
タイトル 英国健康保護局(HPA)、食中毒及び感染症情報(Health Protection Report)第4巻45号を公表
資料日付 2010年11月12日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国健康保護局(HPA)は11月12日、イングランド及びウェールズにおける食中毒及び感染症情報(Health Protection Report)第4巻45号を公表した。今号の概要は以下のとおり。
1. 2010年第40~44週に複数箇所での発症例(General outbreak)として報告された食中毒
(1) グレイター・マンチェスター(Greater Manchester)地域のレストランで12人が発症した。カンピロバクターが検出された。原因食品はチキン・レバー・パルフェ(chicken liver parfait)。
(2) ノース・イースト(North East)地域のホテルで5人が発症した。カンピロバクターが検出された。原因食品はチキン・レバー・パルフェ。
2. イングランド及びウェールズにおいて2010年第40~44週の期間に報告された一般胃腸感染症
 細菌別にみるとカンピロバクターによる症例が最多で4
,953件、2番目がサルモネラ属菌によるもので461件、3番目がクリプトスポリジウム症によるもので409件、次いでジアルジア属が326件、ロタウイルスが176件、ノロウイルスが148件、ソンネ赤痢菌が97件、また腸管出血性大腸菌O157が92件となっていた。
 2010年第1~44週の累計では、カンピロバクター、ロタウイルス、ノロウイルス及びジアルジア属が2009年同期に比べて以下のとおり増加した。(カッコ内は2009年同期の件数)
カンピロバクター: 52
,757件 (48
,989)
ロタウイルス: 15
,454件 (14
,928)
ノロウイルス: 10
,260件 (5
,779)
ジアルジア属: 3
,086件 (2
,863)
 他方、腸管出血性大腸菌O157、サルモネラ属菌、ソンネ赤痢菌及びクリプトスポリジウム症については、前年同期と比較して以下のとおり減少した。
腸管出血性大腸菌O157: 770件 (914)
サルモネラ属菌: 6
,722件 (7
,953)
ソンネ赤痢菌: 877件 (886)
クリプトスポリジウム症: 3
,146件 (3
,862)
3. 2010年第40~44週の期間にHPAに報告されたイングランド及びウェールズでのサルモネラ感染症
 症例の総計(暫定数値)は1
,162件で、その血清型はS. Enteritidis PT4が61件、S. Enteritidis (他のPTs)が306件、S. Typhimuriumが248件、S. Virchowが26件、その他が521件であった。
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国健康保護局(HPA)
情報源(報道) 英国健康保護局(HPA)
URL http://www.hpa.org.uk/hpr/infections/enteric.htm#gofi
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