食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu03260720149 |
| タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、小型反すう動物組織中のBSE/TSE感染性分布に関する科学的意見書を公表 |
| 資料日付 | 2010年12月2日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は12月2日、小型反すう動物組織中のBSE/TSE感染性分布に関する科学的意見書(2010年10月21日採択)を公表した。概要は以下のとおり。 1. 抄録 本意見書の目的は、(1)小型反すう動物組織中のTSE(伝達性海綿状脳症)感染性分布に関する最新知見を提示すること、また、(2)EU(欧州連合)域内の小型反すう動物集団におけるBSE(牛海綿状脳症)に係る現在の疫学的状況に基づき、BSE病原体への潜在的な暴露の点から、小型反すう動物の既存のSRM(特定危険部位)リストの見直しを検討することが望ましいかどうかを示すことである。 (1)めん羊及び山羊の月齢及び遺伝子型ごとの組織の感染性分布、並びに、(2)様々な組織における感染負荷、に関連した側面から、小型反すう動物における定型スクレイピー、BSE及び非定型スクレイピーを精査することによって評価をおこなった。当該評価を行うため、現在利用可能な研究成果が精査され、また、EU域内における小型反すう動物のTSEモニタリングのデータ、及び、各EU加盟国でと畜された小型反すう動物の種別及び月齢別のデータが検討された。小型反すう動物の定型スクレイピー及びBSEに対する現行のSRM対策によって達成された、患畜と体関連の感染性の低減について推定された。フードチェーンに入りうる定型スクレイピー感染めん羊及び山羊の年間総数が提示された。さらに、非定型スクレイピーについての検討も示された。感染めん羊に存在する可能性があるBSE感染負荷に対する様々な施策の選択肢の効果の推定を可能にするシミュレーション分析(A set of simulations)が提示された。 2. 欧州委員会から提示された諮問事項 (1) 反すう動物組織中のTSE感染性分布に関する2002年の意見書を、小型反すう動物に関して最新の科学的知見に基づき、更新すること (2) EU域内の小型反すう動物集団におけるBSEに係る現在の疫学的状況に基づき、小型反すう動物の既存のSRMリストの見直しを検討することが望ましいかどうかを示すこと 諮問者との協議後、2番目の諮問事項を以下のように修正することが同意された。 (2) EU域内の小型反すう動物集団におけるBSEに係る現在の疫学的状況に基づき、BSE病原体への潜在的な暴露に関して、小型反すう動物の既存のSRMリストの見直しを検討することが望ましいかどうかを示すこと 3. 結論 (1) 第1諮問事項に対する答申 小型反すう動物の組織におけるTSE感染性分布は修正され、更新情報が本文中で提示されている(第2セクション及び表1~12を参照)。 (2) 第2諮問事項に対する答申 1) 現行のSRMリストは、フードチェーンに入っている感染小型反すう動物に関連する可能性のあるBSE感染負荷の相対的低減を可能にし、その低減範囲は約1/10 (感染負荷はC57bl6マウスにおける脳内50%感染量(IC ID50)で表わされている) と考えられる。 2) SRM対策の様々な修正の効果に関する複数のシミュレーション分析によると、枝肉(dressed carcass)のみを取り扱うことだけが、現行のSRM対策を上回るBSE感染リスク低減を可能にする。 3) 回腸の除去が、12ヶ月齢未満の動物からフードチェーンに入る可能性のあるBSE感染負荷の相対的低減に大きな効果がある。 4) 中枢神経系の除去が、フードチェーンに入っている12ヶ月齢を超えるBSE感染小型反すう動物に関連した相対的な感染負荷を低減する最も有効な手段である。 5) BSEに関する配慮のみを反映したSRMリストの修正は、定型スクレイピー及び非定型スクレイピーの病原体に対する食事経由の暴露にも効果がある。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| 情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| URL | http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/1875.pdf |
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