食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03260270149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分ジチアノンのリスク評価のピアレビューに関する結論を公表 |
資料日付 | 2010年11月25日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は11月25日、農薬有効成分ジチアノンのリスク評価のピアレビューに関する結論(11月15日採択)を公表した。概要は以下のとおり。 ジチアノンの委員会指令91/414/EECのAnnexIへの非収載、及び当該成分を含む植物防疫製剤の認可取下げに関する2008年12月5日付け委員会決定に関し申請者より追加データによる再申請があった。 委員会はEFSAに対し、ほ乳類毒性、環境運命及び動態、環境生態毒性に重点をおいたピアレビュー評価の結論を要請した。 本報告書の結論はジチアノンの申請にある仁果類、食用及びワイン用ぶどう用の殺菌剤としての代表的用途の評価に基づくものである。 同定及び物理化学的性質の分野では懸念は確認されなかったが、複数のデータギャップが特定された。 急性消費者摂取リスクが食用ぶどう(急性参照用量(ARfD)の149%)では、確認されている。仁果類及びワイン用ぶどうに生じた残留ジチアノンの貯蔵安定性と標準的な加水分解条件の下で加工された製品における残留ジチアノンの特性に関し不確実な分野が特定されていることから、消費者リスク評価は現時点では暫定的とみなされ、以下の一日摂取許容量(ADI)(ぶどうと仁果類)及びARfD(仁果類)の超過の可能性は排除できないことから、暫定的なものである。 ほ乳類毒性分野では、遺伝毒性の可能性を示す証拠はないとした。雌のラットの長期試験を根拠として、安全係数100を適用したジチアノンの一日摂取許容量(ADI)は0.01mg/kg体重/日に、イヌ90日間試験を根拠として、安全係数100及び経口吸収の値に45%の調整を適用したジチアノンの許容作業者暴露量(AOEL)は0.0135mg/kg体重/日である。ラットを用いた7日及び28日の経口投与試験における無毒性量を根拠として、安全係数100を適用したジチアノンのARfDは0.12mg/kg体重/日である。 ジチアノンの代謝がリンゴ、オレンジ、ほうれん草及び小麦で調べられた。結果として、モニタリング及びリスク評価のための残留物定義が親化合物ジチアノンと設定された。 多くの作物残留試験の結果から、仁果類及びワイン用ぶどうに関して以下の残留基準値(MRL)を提案した。 仁果類:3.0mg/kg、ワイン用ぶどう:3.0mg/kg |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/1904.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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