食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03240790149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、食用動物の枝肉の除染技術としての再利用高温水の使用の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2010年9月30日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は9月30日、食用動物の枝肉の除染技術としての再利用高温水の使用の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2010年9月22日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 枝肉の除染用には、飲料水の使用のみが欧州連合(EU)域内で現在許可されている。しかし、枝肉の除染に使用した水の再利用(再加熱後の再使用)が一部の国々(カナダやデンマーク等)で、環境及びエネルギー保存の理由のために実施されている。本文書において、再利用高温水による除染に関連した枝肉の潜在的な微生物学的リスク及び非生物学的リスク並びに関連した管理上の選択肢について検討された。
2. 再利用高温水の除染効果は、飲料水の熱湯の除染効果とそれほど変わらないと結論づけられた。 再利用高温水には、耐熱性の細菌芽胞(ボツリヌス菌、ウェルシュ菌、C. difficile及びセレウス菌)に関連した微生物学的リスクのみが関連する。
3. 再利用高温水が、再加熱及び再利用回数の管理体制(再利用水の微生物学的リスクが高温飲料水の微生物学的リスクより高くないことを保証するもの)の対象になっていることを確実に証明可能にすることにより、これらのリスクを管理することができる。
4. 非生物学的リスクについて、再利用高温水に関する唯一の懸念は、家きんのと体の除染用水について理事会指令98/83/ECで対処されていない動物用医薬品及びその他の化学汚染物質の潜在的な存在及び蓄積に起因するものである。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/1827.pdf
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