食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03240700160 |
タイトル | 英国食品基準庁(FSA)、食品並びに環境における放射能に関する報告書を公表 |
資料日付 | 2010年10月12日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国食品基準庁(FSA)は10月12日、英国環境庁、北アイルランド環境庁及びスコットランド環境保護庁との協力で食品並びに環境における放射能に関する年次報告書を公表した。 ”Radioactivity in Food and Environment (RIFE) 2009”「食品並びに環境における放射能(RIFE)2009」と題する同報告書によると、英国人の食品由来放射能暴露量は、EUの規制値以下であった。この調査では、核施設の近辺に在住し地元の食品を摂取している人々を含めたフードチェーンを構成する様々な部分の放射能を測定している。また、人々が大気など環境への認可された核廃棄からどの程度の放射能を吸収するかについても評価している。かかる暴露源を合計して、英国人の総暴露量はEUの年間線量限度1mSv(ミリシーベルト)を有意に下回っており、フードチェーンに安全上の懸念はないとしている。 科学的背景 放射能は、地球の誕生以来、大気、土壌、海洋及び河川において自然に存在している。また、エネルギーの生産や軍事作戦など人間の行動によっても創られる。その一部は必然的に我々が摂取する食品並びに飲料に入り込む。このことは、平均的線量では、食品中における放射能の大部分が人為的よりも天然源に由来することを意味している。 FSAのモニタリング計画の主たる目的は、食品並びに飲料における放射性核種のレベルが食品を通じ許容出来ないレベルの放射能暴露に繋がらないようにすることである。認可された核廃棄は、核施設もしくは製造業者が営業許可証により廃棄を許可されたものである。 報告書本文は、以下のURLから入手可能。 http://www.food.gov.uk/multimedia/pdfs/publication/rife2009.pdf さらに、2001年に市民向けに提供した「食品に含まれる放射能」と題するQ&Aも再度紹介しており、「自然由来で食品に放射能は存在するのか?」「放射能は私たちにどのような影響を及ぼす?」といった設問に回答を掲載している。 http://www.food.gov.uk/safereating/rad_in_food/radioactivity/ 国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報 No. 22/2010 (2010.10.20) 化学物質 P. 9 http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/2010/foodinfo201022c.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国食品基準庁(FSA) |
情報源(報道) | 英国食品基準庁(FSA) |
URL | http://www.food.gov.uk/news/newsarchive/2010/oct/rife15 |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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