食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03240590149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、欧州及び地中海沿岸の他地域におけるダニ媒介感染症とそのベクターの地理的分布に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2010年9月29日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は9月29日、欧州及び地中海沿岸の他地域におけるダニ媒介感染症とそのベクターの地理的分布に関する科学的意見書(2010年9月8日採択、全280ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 1. 本報告書は、ユーラシアにおける動物疾病及び人獣共通感染症の伝播におけるダニの役割の技術的評価書シリーズ2報の第2報目である。以前に公表された科学的意見書(EFSA Journal 2010; (8)8 , 1703)は、ユーラシアにおけるクリミア・コンゴ出血熱及びアフリカ豚コレラの2種類の疾病に焦点をあてた。本報告書の目的は、ユーラシアにおける動物疾病及び人獣共通感染症を引き起こす病原体の伝播に関与することが証明されたダニ種の地理的分布の概観を提示することである。本報告書は、ダニ及びダニ媒介病原体の存在を示す地域の地図を提示する。 2. ダニ及びダニ媒介病原体の存在についての地理的な報告事例の補完に、過去10年間の利用可能な出版物の系統的文献レビュー、及び、専門家によるその他の利用可能な文献が用いられた。本報告書には、ダニの生物学的性質及び生態学的性質、並びに、新しい地域へのダニの適応能力を考慮に入れて、関連するダニ種の活動力に影響を及ぼす要因、及び、EU域内においてダニが持ち込まれるリスクが潜在的に高い地域を特定する要因の説明も含まれる。 3. 本レビューから得た知見によって、ダニ媒介疾病(TBD)の潜在的リスクを評価するためのベースライン情報と考えることが望ましい、ダニ及びTBDが存在する地理的範囲の広さの科学的根拠、並びに、既存のリスク地域の科学的根拠が提示された。本報告書は、ダニ及びTBDの存在を裏付けるために、ダニの生存に関連する天候及び環境要因を用いてさらに叙述することなく、利用可能な文献を用いることの妥当性を示す。 4. 本報告書は、動物及びヒトの移動がダニ及びTBDの拡大により大きな影響力をもつと結論づけた。気候変動及び渡り鳥の飛行パターンはダニ及びTBDの存在や拡大に影響を及ぼしうるが、ダニの広範囲な分布の原因になっているとは断定されていない。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/1723.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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