食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03230620330 |
タイトル | 英国健康保護局(HPA)、vCJD関連プリオンたん白質検出のための扁桃検体調査結果の概要に関するプレスリリースを公表 |
資料日付 | 2010年10月4日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国健康保護局(HPA)は10月4日、HPAがUCL神経学研究所と実施したvCJD関連プリオンたん白質検出のための扁桃検体調査結果の概要に関するプレスリリースを公表した。結果は、英国におけるvCJDプリオン有病率に関する従来の推定と一致することが判明した。調査結果は、学術誌(The Journal of Pathology)の最新号に掲載されている。 同調査では、免疫組織化学法を用い異常型プリオンの存在について9 ,160点の匿名扁桃を検査し、1検体にvCJD関連プリオンの証拠が示された。論文著者でHPAのvCJD専門家であるJonathan Clewley博士は、高感度試験を用いた結果、以前の研究結果と一致していることが明らかになったと述べた。 今回の検査で使用された匿名扁桃は以前の研究から入手された。臨床的理由により患者から摘出されたもので、さもなくば廃棄されていたものであった。扁桃は、vCJD感染者において異常型プリオンを含むことで知られている体内組織の一つであり、他の組織としては虫垂などがある。 筆頭著者のUCL神経学研究所Sebastian Brandner教授によると、このような有病率の研究はvCJDの有病率推定を可能にするという意味で非常に重要であるが、しかしかかる検査が感染者を検出するのにどの程度効果的かについては未知数であり、結果は過小評価の可能性がある。 これまで全世界でvCJDの臨床診断確定症例は220件あり、そのうち英国は1980年代に発生した牛のBSE流行により感染者数が173人と最大となっている。 The Journal of Pathology誌に掲載された当該記事の要約は下記のURLから入手可能。 http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20922767 国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報 No.22/2010(2010.10.20)微生物 P15 http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/ |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国健康保護局(HPA) |
情報源(報道) | 英国健康保護局(HPA) |
URL | http://www.hpa.org.uk/NewsCentre/NationalPressReleases/2010PressReleases/101004vCJD/ |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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