食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03221060475 |
タイトル | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、加工用冷凍原料肉解凍法の認可申請について意見書を提出 |
資料日付 | 2010年9月29日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は、加工用冷凍原料肉解凍代替法の認可申請についてフランス農業・水産省から諮問を受けて2010年9月2日付けで意見書を提出した。 EURALIS Gastronomie社(ドルドーニュ県、サルラ町所在)が、法規(動物由来製品及び動物由来食材を含む食品の小売業、倉庫業及び運送業に適用される衛生規則に関する2009年12月21日付省令)に定めのないプロセスによる原料生肉の解凍法の認可申請があった。 解凍対象製品は低温殺菌または加熱殺菌するテリーヌやパテの製造原料となる豚肉、家きん肉、ジビエ肉、臓物、卵製品、獣脂などである。 解凍方法は16℃に調整された温度で、水分飽和空気を撹拌する環境内で行う。解凍時間は解凍する物体の大きさにもよるが3~16時間である。 製品表面に付けたゾンデで解凍サイクルを制御する。表面温度が4℃に達したなら解凍が完了したと判断され、解凍室内は調整温度2℃になるようプログラムされている。 衛生管理措置についてEURALIS Gastronomie社は、解凍段階を含むテリーヌ及びパテの製造のためのコーデックス委員会食品添加物規格(Codex Alimentarius)及び規格ISO 22000の規定に基いたHACCPプランを有している。微生物学的、化学的、物理的危害要因分析が実施されている。製品に基づいて特定した細菌学的危害要因は大腸菌、黄色ブドウ球菌、ウェルシュ菌、サルモネラ属菌、リステリア菌、亜硫酸塩還元嫌気性菌、糞便性腸内細菌、腸内細菌である。 解凍段階では基本的に最適衛生実践規範、最適製造実践規範(解凍中は解凍室温、製品表面温度、製品中心温度を連続して記録、及び外部ラボラトリーによる月例の製品解凍前・解凍後微生物検査、洗浄・殺菌作業前後の解凍室内壁表面微生物検査、解凍室内噴霧の微生物検査などの微生物分析検査)を実施する。 2008年に実施した微生物分析検査(製品、表面、水)は満足のゆく結果をを示した。 よってANSESはこの解凍プロセスの実施の認可に肯定的意見を付すことができると結論した。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES) |
情報源(報道) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES) |
URL | http://www.afssa.fr/Documents/LABO2010sa0173.pdf |
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本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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