食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu03210640343 |
| タイトル | フランス衛生監視研究所(InVS)、週刊疫学報告(BEH)人獣共通感染症特集号を発行 |
| 資料日付 | 2010年9月15日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | フランス衛生監視研究所(InVS)は週刊疫学報告(BEH)の人獣共通感染症特集号(2010年9月14日号)を発行した。目次と一部の概要は以下のとおり。 p.1 論説 p.3 人獣共通感染症病原体から人獣共通感染症へ:新たな傾向、概念の多様性と単一性 p.6 イル・ド・フランス地域圏にライムボレリア菌宿主のシベリアシマリスが入ったことによる影響 p.9 フランスにおけるリーシュマニア症の現状 p12 フランスにおけるオウム病の現状 p15 フランスにおける動物の炭疽(2009年夏及び1999~2009年のアウトブレイク) 1999~2009年の期間に74件のアウトブレイクがあった(年間平均7)。主な感染動物は牛。2008年に19件及び2009年には22件。発生県は17県であるがドゥー県やサヴォワ県で特に多かった。 p17 動物炭疽感染源からヒト炭疽病へのケース:フランスで最近発生した動物の炭疽感染源からヒトに感染したケースにおける暴露したヒトの調査報告 ヒトに感染した症例は2003年に1件、2008年に3件で、いずれも皮膚炭疽であった。患者は全て炭疽に罹患した動物に暴露する機会の多い職業労働者であった。 p18 ヒトのE型肝炎疫学報告 ヒトのE型肝炎感染経路は(1)飲料水、(2)食品(貝類、生の汚染肉または加熱不十分の肉、特にイノシシやシカの肉、豚の肝臓、豚の肝臓のソーセージ)、(3)稀にヒト・ヒト間(糞便経口感染)、(4)例外的に輸血によるものである。ナショナルリファレンスセンター(NRC)で診断した件数は2006年の38件から、2008年には218件に増加している。ヒトのE型肝炎感染患者の感染地については国内で感染したものが2006年で63%及び2008年で60%である。2008年の主要なリスク暴露源は豚の生塩漬けや狩猟鳥(33%)、個人所有の井戸水(16%)であった。原因食品の特定に至らなかったものは37%である。2002年以来E型肝炎は増加しているが、実際に罹患率が上昇傾向にあるか、またはスクリーニング体制やスクリーニング精度が向上したことによるものであろう。 p19 E型肝炎宿主動物に関する新たな知見 最近、ヒトのウイルス株と動物のウイルス株の遺伝的近縁性が明らかになり、E型肝炎ウイルス(HEV)汚染食品摂取後にE型肝炎感染が確認されたことで人獣共通感染リスクがあることが確認された。この伝染は感染肉の摂取によって起きる、または宿主動物との接触によっても伝染する可能性がある。HEVは豚由来、例えば肝臓を使った食品に存在することが知られている。同様にイノシシ、シカといった野生動物相もHEVの重要な宿主である。養豚場の豚や野生のイノシシの高いE型肝炎ウイルス(HEV)保有率に直面しているのでこれらの宿主動物のサーベイランス及び食品加工新技術の開発が求められる。 p21 キツネと家畜の多包性エキノコックス症(AE) p24 ヒト肺胞エキノコックス症(AE) (データ更新2010) 1982年1月~2009年12月の期間に417件発生している。年平均発生件数の中央値は15件/年(8~29件/年)で、平均罹患率は百万人につき0.26人(0.16~0.56)である。男女比は1:1で、年齢中央値は60歳(12~69歳)。診断では73%に症状があった(殆どが腹痛、胆汁うっ滞の兆候あり)。暴露要因の調査(1997年以降の患者201人のうちの153人が回答)では32%が農業従事者、95%が野生の果実や野菜を摂取、22%がキツネとの接触あり、16%が狩猟者である(複数回答)。 p25 野生動物相のウシ結核病 p28 フランスにおけるヒトのウシ型結核菌感染 ウシ型結核菌(Mycobacterium bovis)はヒトにも感染する。1995年にはヒトの結核感染(7 ,075症例)のうち38症例でウシ型結核菌が同定された(0.5%)。ヒトの結核感染そのものは減少しており、2003~2005年では年平均約200症例であったが、2006年以降は増加に転じており、328(2006)~452(2008)症例となっている。ウシ型結核菌のヒト感染は2003年以降2009年までは2%前後で落ち着いている。2009年はヒトの結核感染(369症例)のうち7症例(1.9%)であった。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | フランス |
| 情報源(公的機関) | フランス衛生監視研究所(InVS) |
| 情報源(報道) | フランス衛生監視研究所(InVS) |
| URL | http://www.invs.sante.fr/beh/2010/hs/beh_hs.pdf |
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