食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03210440334 |
タイトル | アイルランド食品安全庁(FSAI)、アヒルの卵摂取に関連した多剤耐性サルモネラ属菌DT8感染症アウトブレイクの継続を受け、再度助言を公表 |
資料日付 | 2010年9月14日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | アイルランド食品安全庁(FSAI)は9月14日、アヒルの卵摂取に関連した多剤耐性サルモネラ属菌(Salmonella Typhimurium DT8)感染症アウトブレイクの継続を受け、今年4月の助言を再度公表した。 現在続行中の調査によると、8月に新たな症例が5件発生、感染者の累計は全国で24人に達した。これにより、近年アイルランドで記録された食中毒の中で最大のサルモネラ感染症アウトブレイクとなった。この事態を受け、FSAIは、アヒルの卵の安全な摂取に関し再度助言を公表した。 感染者の年齢は、5ヶ月から80才までに及んでいる。最新の症例は、裏庭や自宅農園で小規模に飼育されたアヒル群からの卵摂取に関連している傾向がある。鶏卵はこのアウトブレイクに関連していない。 FSAIは、加熱調理したアヒルの卵のみを摂取し、食べる前に加熱調理しない料理に生卵を使用しないよう助言している。また、アヒルの卵を取り扱った後の手洗いの励行や調理場の洗浄など適正衛生規範遵守の重要性について注意を喚起している。 助言の詳細は以下のとおり。 1. アヒルの卵を生で摂取しないこと。 2. アヒルの卵は、卵白並びに卵黄が硬くなるまで十分に加熱調理したものだけを摂取すること。 3. アヒルの卵を含む料理を調理する場合には、摂取前に必ず十分に加熱調理すること。 4. 自家製マヨネーズ、ティラミス、アイシング、オランデーズ・ソースなど生卵もしくは軽く加熱調理した卵を含む食品を調理する際、生のアヒルの卵を使用しないこと。 5. 加熱または焼く料理にアヒルの卵を使用する際には、生の材料混合物を摂取したり、味見をしないこと。 6. 生のアヒルの卵を取り扱った後は、常に十分な手洗いを励行すること。 7. 生卵と接触した料理器具及び調理場の表面は、再使用する前に十分洗浄すること。 8. 冷蔵庫ではアヒルの卵を調理済み食品から離して保管すること。 国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報 No.20/2010(2010.09.22)微生物p15-16 http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/ |
地域 | 欧州 |
国・地方 | アイルランド |
情報源(公的機関) | アイルランド食品安全庁 |
情報源(報道) | アイルランド食品安全庁 |
URL | http://www.fsai.ie/14092010.html |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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