食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03210340476 |
タイトル | オーストラリア農薬・動物用医薬品局(APVMA)、成長促進ホルモン(HGP)処理の牛肉摂取の安全性に関するQ & Aシートを公表 |
資料日付 | 2010年9月7日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | オーストラリア農薬・動物用医薬品(APVMA)は9月7日、食品小売業者のColes社が9月6日付けのメディア・リリースで成長促進ホルモン(HGP)フリーの牛肉販売開始を発表したことを受け、HGP処理の牛肉摂取の安全性に関するQ & Aシートを公表した。その概要は以下のとおり。 1. HGP処理の牛肉の摂取は安全か。 安全である。何故ならば、APVMAは豪州で成長促進ホルモンが牛に適用される前に厳格な安全性の評価を実施するからである。この評価は、保健・高齢化省が設定した公衆衛生基準を反映しており、人々の牛肉摂取が生涯を通じて有害とならないよう製品への使用に関する指示に繋がる。 2. 成長促進ホルモン(HGP)とは何か。 HGPは、天然に産生するホルモンあるいは合成された代替品で、体重増加を促進させ、また牛が草を肉に変える遅い速度を改善するために使用される。HGPの使用はこの変換を手助けし、肉がより柔らかい時に牛が処理される過程を促進する。HGPは、在庫飼料の品質が良好で、農民が最大の利益を得ることが可能な場合にのみ使用される。豪州の牛に適用されるHGPには、天然型ホルモン (エストロゲン、プロゲステトロン、テストステロン)または合成型ホルモン (酢酸トレンボロン、ゼラノール)が含まれる。 3. APVMAの役割は何か。 HPGが消費者に対し安全で、動物に有害でなく、また表示の指示に従って使用された場合に効果的となるのを確保することである。APVMAは、Coles社がメディア・リリースで言及している牛肉の食味を評価したり、規制したりしない。 4. 牛肉にはどの程度のHGPが検出されるか。 HGPのような動物用医薬品の使用法について評価及び認可をする際、APVMAはHGP処理の牛が食べて安全な肉を生産出来るような保証を提供する。これについては、HGP処理の牛肉77kgから由来するエストロゲン量が鶏卵1個中の天然エストロゲン量以下であるという事実で明らかである。豪州産牛肉の安全性及び品質保証のモニタリングについては、豪州政府が管理している全国残留物質調査(National Residues Survey)及び豪州食肉家畜生産者事業団(Meat and Livestock Australia)の業界調整モニタリングで実施されている。 Coles社のメディア・リリースの全文は下記のURLから入手可能。 http://www.coles.com.au/LinkClick.aspx?fileticket=8xqOPi8cG1o%3d&tabid=101 |
地域 | 大洋州 |
国・地方 | 豪州 |
情報源(公的機関) | オーストラリア農薬・動物用医薬品局(APVMA) |
情報源(報道) | オーストラリア農薬・動物用医薬品局(APVMA) |
URL | http://www.apvma.gov.au/news_media/community/2010-14_coles_hgp.php |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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