食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu03200690110 |
| タイトル | カナダ保健省(Health Canada)、特定食品への遺伝子組換え微生物由来酵素アスパラギナーゼ使用認可のための規則改正提案に関し受理したコメントの概要とQ&Aを公表 |
| 資料日付 | 2010年9月1日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | カナダ保健省(Health Canada)は8月31日、パンや小麦粉に遺伝子組換えAspergillus oryzae pCaHj621/BECh2#10及びAspergillus niger ASP72酵素アスパラギナーゼ使用認可のための規則改正提案に関し受理したコメントの概要とQ&Aを公表した。概要は以下のとおり。 カナダ保健省は2009年12月、パンや全粒小麦粉に遺伝子組換え微生物由来酵素アスパラギナーゼを添加し、アスパラギンの量を減らすことにより、調理中のアクリルアミドの生成を抑制する目的で、食品と医薬品に関する規則の改定提案を行った。 その後、この改定案に関して広くパブリックコメントを募ったところ、消費者、医療関係者、食品会社などから600以上ものパブリックコメントを受け取った。これらのコメントの97%以上は個人からのものであった。受理したコメントの多数は、今回のカナダ保健省の提案に対する反対意見表明であった。しかし、カナダ保健省は、これらの反対意見の大半は、食品添加物としてアスパラギナーゼを使用することに関して誤解や不正確な認識に基づいていると考えている。 それゆえ、カナダ保健省は、パブリックコメント期間中に寄せられた一般的な質問をまとめ、上記の規則改定に関する誤解や不正確な認識を正すためにQ&Aを公開した。 Q&Aの主な内容は、 Q.化学療法にも使用される酵素を食品に使用することの安全性 A.食品へのアスパラギナーゼ使用は、以下の二つの点で治療への使用とは大きく異なる。まず、加熱調理前の食品への添加されるアスパラギナーゼの量は少量であり、調理の熱でアスパラギナーゼ酵素は失活する。加えて、アスパラギナーゼは胃の中のような酸性条件下で不安定である。 Q.食品中のアスパラギナーゼに暴露する人のL-アスパラギナーゼ副作用の有無 A.加熱等で活性をなくしたアスパラギナーゼは、食品の一部として食品に含まれる他のたんぱく質同様に消化されるので、体内で治療効果をあげることはない。 Q.遺伝子組換え酵素添加の食品への安全性 A.酵素そのものに遺伝子組換え体は存在しない。産出微生物から抽出され、精製されてから酵素を食品加工に用いている。 Q.アスパラギナーゼの毒性試験結果 A.当該食品添加物の品質が適切で、意図する目的に対して有効で、消費者の健康に対して危害のないことにカナダ保健省の科学者が納得した場合にのみ、カナダ保健省は特定の条件下での使用を認可するように規則を改正する。 Q.ヒトへのアスパラギナーゼの長期的な健康影響 A.当該酵素はそれが添加された食品を加熱調理すれば不活化する。 Q.アスパラギナーゼの分解物のヒトへの影響 A.食品加工の際の酵素反応に由来する分解産物に関連する健康リスクは存在しない。 Q.食品中のアクリルアミド生成抑制のためにアスパラギナーゼを使用することでもたらされる健康への恩恵 Q.ジャンクフードへのアスパラギナーゼ添加と、カナダ保健省の推し進める健康的な食品・生活習慣に関する施策との整合性 Q.消費者が選択可能なように包装済み食品の原材料としてアスパラギナーゼのラベル表示の可能性 などである。 なお、Q&Aに関しては、以下のURLを参照のこと。 http://www.hc-sc.gc.ca/fn-an/securit/addit/asparaginase_qs_as-eng.php |
| 地域 | 北米 |
| 国・地方 | カナダ |
| 情報源(公的機関) | カナダ保健省(Health Canada) |
| 情報源(報道) | カナダ保健省(Health Canada) |
| URL | http://www.hc-sc.gc.ca/fn-an/consultation/init/asparaginase_web_con_sum-eng.php |
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