食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03200340476
タイトル オーストラリア農薬・動物用医薬品局(APVMA)、注意欠陥多動性障害(ADHD)と有機リン系殺虫剤との関連を示唆する学術誌掲載論文を受け、豪州における状況についての見解を公表
資料日付 2010年8月27日
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概要(記事)  オーストラリア農薬・動物用医薬品局(APVMA)は8月27日、学術誌(Environmental Health Perspective)が米国カリフォルニア州でのメキシコ系米国人農場労働者の子供達における注意欠陥多動性障害(ADHD)と有機リン系殺虫剤との関連を示唆する論文を掲載したことを受け、豪州における当該殺虫剤の食品残留での暴露は懸念すべき状況ではないとの見解を公表した。概要は以下のとおり。
 研究者達は、300人以上のメキシコ系米国人の子供達の成長について、先ず母親達の妊娠期間中における尿での有機リン化合物の代謝物の痕跡を検査した後に追跡調査を行った。その結果、これらの痕跡と幼い子供達の注意力との間に関連が示されたとしている。かかる関連を示唆する最近の研究としては2回目のものであり、APVMAとしても関心を有している。
 豪州では、有機リン化合物がもたらすリスクについては良く知られている。APVMAは、これらの化学物質群について広範な見直しを行い、多くの物質が市場から除外された。数種に関しては依然として見直し中であり、もしAPVMAが、リスクが存在する使用形態があり、そのリスクを低減出来ないと評価すれば規制措置がとられることになる。豪州における食品中の有機リン系殺虫剤残留に対する暴露はあまり大きくない。豪州の食品で日常測定されるレベルは極めて低い。食用作物における残留は、規制当局により厳密にまた定期的に調査されている。皮膚及び当該殺虫剤使用を通じた吸入による潜在的な暴露については徹底的に評価される。使用に対する規制または個人防護具によってリスクが緩和されないことが確認された場合には、化学物質の登録は取り消される。例えば、APVMAは最近、有機リン化合物の一種(ダイアジノン)を皮膚暴露が安全基準値を超過したために洗羊液としての使用を停止した。
 APVMAは、豪州における都会の住民が有機リン化合物への暴露が限定されているために懸念する理由はないと確信している。農場労働者もまた職業的暴露が規制機関によって評価されており、表示の指示に従う限りリスクがないという結果について自信を持つことが出来る。これらの評価は、胎児の成長に対しても重要な影響を持っている。もし新たな懸念を示唆する情報が出現すれば、APVMAは従来の評価を見直し、労働者への警告を発すると共に追加の規制措置をとることが出来る。APVMAは、現行の研究がADHDと殺虫剤との間に直接の因果関係を反映するものかどうか調査を継続する。
 関連情報は下記のURLから入手可能。
Environmental Health Perspectives誌掲載論文要約
http://ehp03.niehs.nih.gov/article/info:doi/10.1289/ehp.1002056#abstract0
 
地域 大洋州
国・地方 豪州
情報源(公的機関) オーストラリア農薬・動物用医薬品局(APVMA)
情報源(報道) オーストラリア農薬・動物用医薬品局(APVMA)
URL http://www.apvma.gov.au/news_media/our_view/2010/2010-08-26_insecticides_adhd.php

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