食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu03200290463 |
| タイトル | 英国残留農薬審査委員会(PRC)、最新の残留農薬モニタリング結果(鞘付き豆、唐辛子、ぶどう、マンゴー、もも、ネクタリン及びなし)を公表 |
| 資料日付 | 2010年9月2日 |
| 分類１ | - |
| 分類２ | - |
| 概要（記事） | 英国残留農薬審査委員会(PRC)は9月2日、最新の残留農薬モニタリング結果(鞘付き豆、唐辛子、ブドウ、マンゴー、モモ、ネクタリン及びナシ)を公表した。結果の概要は下記の通り。 1. 鞘付き豆 (1) 2010年5月採取サンプル エジプト産の1サンプルから残留基準値(MRL)を超えたジコホル(dicofol)の残留が検出された。リスク評価では安全性の問題はないことが判明した。 (2) 2010月4月採取サンプル バングラデッシュ産の1サンプルからMRLを超えたフェンバレレート(fenvalerate)の残留が検出された。リスク評価では安全性の問題はないことが判明した。 (3) 2010年3月採取サンプル エジプト産あおいんげん1サンプルからMRLを超えたロテノン(rotenone)の残留が検出された。リスク評価では安全性の問題はないことが判明した。 (4) 2010年1月及び2月採取サンプル エジプト産のボビー豆1サンプルからMRLを超えたジメトエート(dimethoate)の残留が検出された。リスク評価では安全性の問題がないことが判明した。 タイ産のヤード・ロング・ビーン(yard long beans)1サンプルからMRLを超えたアバメクチン(abamectin)の残留が検出された。リスク評価では安全性の問題はないことが判明した。 2. 唐辛子 (1) 2010年5月採取サンプル 問題となるものはなかった。 (2) 2010年3月及び4月採取サンプル ドミニカ共和国産のスコッチ・ボンネット唐辛子1サンプルにMRLを超えたクロルフェナピル(chlorfenapyr)の残留が検出された。リスク評価では安全性の問題ないことが判明した。 (2) 2010年3月採取サンプル ジンバブエ産のレッド・チリ(red chillies)にMRLを超えたフェンバレレート(fenvalerate)及びモノクロトホス(monocroptophos)の残留が検出された。リスク評価では安全性の問題はないことが判明した。 (3) 2010年2月採取サンプル ジンバブエ産の唐辛子1サンプルにモノクロトホスの残留がMRLを超えた1.9mg/kgの濃度で検出された。リスク評価では、この濃度での摂取が一部の消費者にとり急性参照容量(ARfD)を超えることが示された。この結果については、食品・飼料緊急警告システム(RASFF)による迅速警報通知が出された。 同サンプルからはまた、MRLを超えたジメトエート及びオメトエート(omethoate)が検出されたが、リスク評価では、安全性の問題はないことが判明した。 ジンバブエ産のjacana唐辛子1サンプルからMRLを超えたモノクロトホスの残留が検出された。リスク評価では安全性の問題はないことが判明した。 パキスタン産のfinger唐辛子1サンプルからMRLを超えたカルボフラン(carbofuran)の残留が検出された。リスク評価では安全性の問題はないことが判明した。 3. ぶどう (1) 2010年4月採取サンプル インド産1サンプルからMRLを超えたクロルメコート(chlormequat)の残留が検出された。これらの在庫品は、2010年4月30日以前に英国の供給チェーンに入っていたために、2010年4月30日付けの英国化学物質規制委員会(CRD)廃止令においては、流通及び販売が認められていた。リスク評価では安全性の問題はないことが判明した。 (2) 2010年3月採取サンプル 問題となるものはなかった。 (3) 2010年1月及び2月採取サンプル 問題となるものはなかった。 4. マンゴー (1) 2010年4月及び5月採取サンプル ドミニカ共和国産の1サンプルからMRLを超えたビテルタノール(bitertanol)及びシペルメトリン(cypermethrin)の残留が検出された。リスク評価では安全性の問題はないことが判明した。 5. もも及びネクタリン (1) 2010年4月及び5月採取サンプル イスラエル産の1サンプルからMRLを超えたジクロルボス(dichlorvos)の残留が検出された。 (2) 2010年3月及び4月採取サンプル 問題となるものはなかった。 (3) 2010年2月及び3月採取サンプル 問題となるものはなかった。 (4) 2010年1月及び2月採取サンプル 問題となるものはなかった。 6. なし (1) 2010年4月及び5月採取サンプル 問題となるものはなかった。 (2) 2010年3月及び4月採取サンプル 英国産と記録された2サンプルからアミトラズ(amitraz)の残留が検出された。英国ではなしに対する同物質の使用は認可されていない。これらサンプルのブランド名の詳細については一時的に保留されている。対応措置が完了した際に関連情報がPRC四半期報告書に掲載される。リスク評価では安全性の問題はないことが判明した。 (3) 2010年2月及び3月採取サンプル 問題となるものはなかった。 (4) 2010年1月及び2月採取サンプル 英国産と記録された1サンプルからアミトラズの残留が検出された。英国ではなしに対する同物質の使用は認可されていない。当該サンプルのブランド名の詳細については一時的に保留されている。対応措置が完了した際に関連情報がPRC四半期報告書に掲載される。リスク評価では安全性の問題はないことが判明した。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | 英国 |
| 情報源（公的機関） | 英国残留農薬審査委員会（PRC) |
| 情報源（報道） | 英国残留農薬審査委員会（PRC) |
| URL | http://www.pesticides.gov.uk/prc.asp?id=2870 |
（※注）食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要（記事）は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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