食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03190770475
タイトル フランス食品環境労働衛生安全庁(Anses)、Q熱動物群由来の生乳またはその製品の摂食に関するヒトのリスク及びQ熱動物群由来乳の低温殺菌について自ら評価した意見書を発表
資料日付 2010年7月26日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス食品環境労働衛生安全庁(Anses)は、Q熱の臨床症状を示す動物群由来の生乳または生乳を主成分とする加工食品の摂食に関するヒトのリスク及び当該動物群由来乳の低温殺菌の利点について自ら評価を実施し2010年7月13日付で意見書を発表した。
 反すう動物の生乳はしばしばコクシエラ菌(Coxiella burnetii)に汚染される。しかしながら、C. burnetiiは通常経気道感染するので、ヒトが経口感染したなら、それは非常に稀な症例であるといえる。ヒトの経口感染では、消化管に取り込まれた細菌は消化器粘膜(腸粘膜)に侵入する傾向があり、免疫反応を起こすことがある(セロコンバージョンにより判断)。C. burnetii感染の懸念があれば病態生理学及び免疫反応を検査しなければならない。
 文献調査から得たデータ、飼育場サーベイランスのデータまたは最新の臨床データからは、Q熱に感染し臨床症状が現れた動物群由来の生乳の摂食やその生乳を主要原料とする加工製品の摂食によるヒトのリスクについて、今までに提出した意見書で評価した以上には詳細なリスク評価ができない。
 従ってAnsesは、2004年12月のAfssa報告書に基づき、及び動物衛生専門委員会が2008年に採択した体系表(nomenclature)を用いて、C. burnetiiに感染した反すう動物由来の生乳及びその乳製品を摂食することによる罹患リスクは以下のように考える。
・一般の消費者については「ない」から「殆どない」(10段階評価で0~1)
・重大な脆弱要因を抱えており、余病併発の懸念のあるリスク集団(妊婦、心臓弁膜症患者や免疫抑制患者など)については「最小」(10段階評価で2)
 AnsesはQ熱感染動物群由来の生乳に体系的な低温殺菌処理を適用することは必要ないと考える。また、生乳に含まれる微生物リスク全体を低減する一般的な勧告の重要性を指摘する。特に、生の状態で販売される乳には、商品表示によってリスク集団(小児、妊婦、免疫抑制患者など)に対して情報を提供するよう勧告する。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
情報源(報道) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
URL http://www.afssa.fr/Documents/MIC2010sa0043.pdf

利用上の注意事項

本データベースに掲載された情報の利用の際は、以下1、2をご理解ください。ご利用に当たって、以下3に同意したものとみなします。

1 情報の収集・要約・翻訳について

 (1) 掲載情報は、食品安全に関係する国際機関や国内外の政府機関等の公式ウェブサイト等から収集しています。ただし、すべての国や関係機関を網羅し、また各機関が公表しているすべての情報を収集しているわけではありません。
 (2) 掲載情報は、発信元の機関から提供されている情報の趣旨を出来る限り改変しないよう翻訳・要約しています。
 (3) 掲載情報の翻訳には、細心の注意を払っているが、誤訳や間違いを含む可能性があります。掲載情報と情報発信元の文章に相違がある場合は、情報発信元の文章が常に優先されます。
 (4) 掲載情報は、情報収集時点のものであり、その後の新たな知見等により更新されている可能性があります。情報元のURLや記事内のリンクについては、リンク切れとなっている場合があります。
 (5) 食品安全委員会が行った翻訳及び要約内容について、情報発信元の機関に確認は行っておりません。

2 掲載情報と食品安全委員会の立場について

 (1) 食品安全委員会は、国際機関、海外の政府機関や研究機関の情報をありのままにわかりやすく提供することがリスクコミュニケーションに資するものと位置付け、発足以来、本データベースを運用しています。
 (2) 本データベースは、海外の評価機関、研究機関の公表情報を翻訳・要約・集約したものであり、食品安全委員会としては、掲載情報の内容を検証しておらず、具体的には、その正誤及び真偽を一切確認していません。また、科学的な観点からの正確性を保証するものではありません。
 (3) 本来は、収集された情報に対し食品安全委員会としての見解を付与しデータベースに掲載することが最善ではありますが、日々収集される情報1つ1つの内容を確認・検証し、食品安全委員会としての見解をまとめることは不可能であることから、やむを得ず情報発信元の情報をそのまま掲載しております。
 (4) このため、掲載されている情報に記載されている意見・見解・主張は、情報発信機関又はその情報内で取り上げられている機関等によるものであり、食品安全委員会の考え方と異なる場合があります。

3 利用者の責務

 (1) 情報の利用に当たっては、必ず利用者自らが情報発信元の公式サイト等で最新の情報を確認し、利用者自身の責任で行うこと。専門的又は法的な判断が必要な場合には専門家に相談するなどにより最新の正確な情報を入手すること。
 (2) 2(2)~(4)のとおり、掲載されている情報は、
  ① 食品安全委員会として内容の正誤及び真偽を一切確認しておらず、
  ② 食品安全委員会の考え方とは異なる場合があることから、これを食品安全委員会の発信する情報として引用・転用することはせず、情報発信元の情報を直接、当該情報発信者のルールに基づき引用・転用すること。
 (3) 情報発信元の情報に誤り等があることや、掲載情報の利用によって生じたいかなる損害や不利益についても、食品安全委員会は一切の責任を負わないこと。