食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03190310149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分ピリダベンのリスク評価のピアレビューに関する結論を公表
資料日付 2010年6月8日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は6月8日、農薬有効成分ピリダベン(Pyridaben)のリスク評価のピアレビューに関する結論(2010年5月28日付け)を公表した。概要は以下のとおり。
1. ピリダベンは、再評価プログラムの第3段階パートBにある84種類の有効成分の1つである。理事会指令91/414/EECの附属書Iにある植物防疫製剤への混合を認可された有効成分のリストからのピリダベンの除外、並びに、当該成分を含有する植物防疫製剤への認可取消に関する委員会決定2008/934/ECの後、申請者が当該リストへの収載を求めて再申請を行った。再提出された書類には、報告担当加盟国(RMS)のオランダが作成した評価報告書素案(DAR)で特定された諸問題に対処する追加データが含まれた。
2. 提出された追加データをRMSが評価した追加報告書、寄せられた意見及びDARの必要箇所を検討後、欧州委員会(EC)は、EFSAに対し、ほ乳類毒性、環境中運命及び環境中動態の領域に焦点を絞ったピアレビューを行い、ピリダベンに関する結論を出すよう求めた。
3. 本報告書の結論は、申請者が求めたトマト及び柑橘類に対する殺虫剤としてのピリダベンの代表的用途の評価に基づいて出された。
4. 物理化学的性状のセクションで、懸念の領域は確認されなかった。ほ乳類毒性のセクションで、懸念の領域は確認されなかった。柑橘類及びトマトに対する特定の用途における残留物の領域において、消費者リスク評価に関連した諸問題は適切に対処されている。しかし、柑橘類に対する用途に、(1)柑橘類作物すべてにおける残留濃度を確認し、(2)畜産物における脂溶性残留物の同一性を明確にする追加のデータギャップが特定された。消費者リスク評価との関連性は小さいとみられ、したがって、この問題は懸念の重要な領域とはみなされない。
5. ラット2年間試験を根拠とし、マウス78週間試験及びイヌ1年間試験で支持された無毒性量(NOAEL)1mg/kg体重/日に安全係数100を適用した一日摂取許容量(ADI)は0.01mg/kg体重/日である。ウサギ及びラット発生毒性試験を根拠とし、安全係数100を適用した急性参照用量(ARfD)は0.05mg/kg体重である。
6. 植物中の残留物定義は、ベンジル-14C標識ピリダベン又はピリダジノン-14C標識ピリダベンを用いたりんご、柑橘類及びトマトの葉面散布による代謝試験を根拠とする。各種作物において、届け出された農業生産工程管理(GAP)で定めた通り収穫直前に散布した場合、総残留の主要な部分は親化合物のピリダベンであった。したがって、リスク評価のため及び規制対象の残留物定義はピリダベンのみである。
7. GAPを遵守した十分な数の残留試験のデータがトマトへの適用について利用可能である。トマトに対するピリダベンの残留基準値0.1mg/kgが提案された。柑橘類に対する代表的な使用について、GAPを遵守した残留試験の数が現在のところ十分ではない。柑橘類の現在利用可能なデータによって、マンダリンオレンジ中の残留物がオレンジ中の残留物より多いことが明示される。マンダリンオレンジ中の残留データに基づき、柑橘類に対する暫定的な残留基準値0.5mg/kgが提案された。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/1632.pdf

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