食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03180920149 |
タイトル | EFSA、遺伝子組換え(GM)植物及び微生物並びにその由来食品及び飼料のアレルギー誘発性評価に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2010年7月30日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | EFSAは7月29日、遺伝子組換え(GM)植物及び微生物並びにその由来食品及び飼料のアレルギー誘発性評価に関する科学的意見書(2010年6月30日採択)を公表した。概要は以下のとおり。 証拠の重要性を重視した、ケースバイケースのアプローチが、GM食品及び飼料のアレルギー誘発性の最も適切な評価方法と考えられている。本科学的意見書は、この評価手法の長所と正確さを高めるために、アレルギー反応の臨床的側面に関する最新の進展状況やGM食品及び飼料の構造的側面、コンピューターシュミレーションによる手法、並びに、IgE結合や試験細胞を使った方法、プロファイリング技術及び動物モデルなど様々な側面について論じる。この文脈において、新たに発現したタンパク質並びにGM食品及び飼料全体のアレルギー誘発性評価のための現在のリスク評価法を更新及び補足するための結論と勧告を提示する。 配列の相同性と構造の類似性の検証において、少なくとも80個のアミノ酸からなる領域(window)にわたって35%の配列相同性という閾値をみる既知のアレルゲンとの局所的配列比較(the local alignment method)は最小限の要件と考えられる。IgE結合試験を必須と考える場合、例えば既知のアレルゲンとの配列相同性及び/もしくは構造類似性が存在すれば、アレルギーを有する個人から採取した血清を用いることが推奨される。ペプシン耐容試験に加え、新しく発現したたんぱく質の消化管耐容をヒトの生理条件に似せたin vitro消化試験を用いて検証することが推奨される。 最後に、導入遺伝子を受け入れたものがアレルゲン性を有している場合、GM植物体全体のアレルギー誘発性を適切な比較対象物と比較するために関連する特徴付けの済んだ内在性アレルゲンをGM 植物とその適切な比較対象物の組成成分の比較分析に含めることが推奨される。証拠の重要性を重視した取り組みを改善できそうな追加試験の提案と開発の初期段階にある有望な新規方法を今後検証する提案にも言及されている。 国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No.17/2010(2010.08.11)P4~5 http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/1700.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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