食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03180610149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、2008年のEU域内の食鳥処理されるブロイラーバッチのカンピロバクター保菌率及びブロイラーと体のカンピロバクター及びサルモネラ属菌保菌率に係るベースライン調査の解析に関する科学的報告書Part Bを公表 |
資料日付 | 2010年8月5日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は8月5日、2008年のEU域内の食鳥処理されるブロイラーの群(バッチ)のカンピロバクター保菌率及びブロイラーと体のカンピロバクター及びサルモネラ属菌保菌率に係るベースライン調査の解析に関する科学的報告書「Part B:ブロイラーバッチのカンピロバクターコロニー形成及びブロイラーと体のカンピロバクター汚染の関連要因の分析、並びに、ブロイラーと体検体の分析に用いる培養法の診断特性の調査」を公表した。概要は以下のとおり。 1. EU全域にわたるブロイラーバッチ及びブロイラーと体のカンピロバクターに関するベースライン調査が2008年に実施された。無作為抽出した10 ,132バッチのそれぞれから、処理されたブロイラーの盲腸内容物プール検体を561ヶ所の食鳥処理場において採取し、カンピロバクターの存在について検査した。同一バッチからと体1体を冷蔵後に採取し、その首皮と胸皮をカンピロバクターの存在について検査し、カンピロバクター数を計測した。 2. カンピロバクターがコロニー形成したブロイラーバッチは、コロニー形成していないバッチと比較して、カンピロバクター汚染と体検体が出る可能性が約30倍高いことが多変量回帰解析によって示された。また、と体の高いカンピロバクター数は、カンピロバクターがコロニー形成したバッチに強く関連していた。カンピロバクター汚染と体はまた、コロニー形成していないブロイラーバッチからも生じうる。 3. と体のカンピロバクター汚染リスク及びバッチにおけるカンピロバクターのコロニー形成リスクはいずれも、食鳥処理したブロイラーの週齢とともに高くなり、また、1年のうちの特定月である7月~9月の四半期におけるリスクが最も高い。食鳥処理が一日のうちの遅い時間に行われると、と体のカンピロバクター汚染リスクが増加した。以前に間引きを行った群に由来するバッチでは、カンピロバクターのコロニー形成リスクが高くなった。と体のカンピロバクター数が多いこと及びバッチにおけるカンピロバクターのコロニー形成に起因すると体のカンピロバクター汚染リスクは、たとえ他の関連要因が影響したとしても、国によって、また、各国内の食鳥処理場によって著しく異なる。 4. カンピロバクターに汚染されたブロイラーと体の保菌率の推定に用いた培養法の結果の調査によって、検出試験の検出感度が加盟国間で異なっていた可能性のあることが示された。 国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(微生物)No.17/2010(2010.08.11)P13~15 http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/1522.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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