食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03171070160 |
タイトル | 英国保健省(DH)、食品安全体制の組織改編・機能移管について発表、英国食品基準庁は独立機関として食品安全に特化 |
資料日付 | 2010年7月20日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国保健省(DH)は7月20日、英国の食品安全に係る行政機関の組織改編及び機能移管について発表した。概要は以下のとおり。 英国食品基準庁(FSA)は省庁に属さない政府機関として2000年に設立された。その主たる目的は食品の安全を確保し、重要な提言を政府や国民に与えることにある。従ってその役割は、独立していなければならないと政府は考える。 1. 英国食品基準庁(FSA)の所管 (1)食品安全のかなめとなる付託権限に特化して、明確に定められた機能を引き続き維持する。よって食品安全上喫緊の問題については、FSA専門家の中立の(independent)提言が最終意見となる。 (2)栄養・表示政策については、現行の所管事項をスコットランド、ウェールズ、北アイルランドにおいて維持する。 (3)約2 ,000人のFSA職員はそのままとどまる。 2. 英国保健省(DH)の所管 (1)栄養政策をFSAから移管する(1日推奨摂取量などの栄養表示に係る政策も含む)。 (2)この改編は政府の公衆衛生政策に直接貢献するものとなる。長期的に見れば、諸政策を省内に取り込むことにより、行政サービスを改善し国民により明確な情報を発信していくことができよう。 (3)その結果保健省は、業界に対して国民の健康改善にいっそう貢献するように要求することができる。これにはスーパーマーケットや飲食店における栄養情報の再構築や提供も含まれる。 (4)約70の政策ポストがFSAから付け替えとなる。 3. 英国環境食料農村地域省(DEFRA)の所管 (1)原産国表示をFSAから移管する。 (2)このほか材料の組成に関する政策(composition policy)もFSAから移管する(ハチミツ、ジャム、チョコレート、アイスクリーム、ソーセージの原料肉等、各製品の特徴となる材料組成と規格についての合意に関する政策)。 国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報 No.16/2010(2010.07.28)(化学物質)P11 http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/ |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国食品基準庁(FSA) |
情報源(報道) | 英国食品基準庁(FSA) |
URL | http://www.food.gov.uk/multimedia/pdfs/dhpressfsasafety.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。