食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03170020216 |
タイトル | ニュージーランド食品安全庁(NZFSA)、食品残留物質サーベイランス計画の調査結果を公表 |
資料日付 | 2010年7月27日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ニュージーランド食品安全庁(NZFSA)は7月27日、未洗浄の生鮮作物の残留化学物質に関する調査結果を公表した。 今年の食品残留物質サーベイランス計画(Food Residue Surveillance Programme: FRSP)では、バナナ、チンゲンサイ、ブロッコリー、キュウリ、ブドウ、ネクタリン、オレンジ及び小麦を対象として調査が行われた。調査結果は全体として喜ばしいものであった。しかしながら、チンゲンサイについては、23サンプル中10サンプルに防カビ剤のクロロタロニル(chlorothalonil)もしくは殺虫剤のチアメトキサム(thaimethoxam)の基準値超過がみられた。検出された残留濃度は食品安全上の問題はない。 生産業者が農薬適用について判断をする際に、チンゲンサイをクロロタロニルの残留基準値(MRL)が5mg/kgの「アブラナ科の野菜」と間違えていて、残留農薬検査の場合に適用される「葉物野菜」のクロロタロニルのMRL 0.1mg/kgを超過していた。植物学的にはチンゲンサイはアブラナ科の植物である。NZFSAは、Horticulture New Zealandと協力し生産者に対しチンゲンサイへの正しい農薬使用法について情報提供している。 他の作物については、ニュージーランド産キュウリの4サンプルでメタミドホスとチアクロプリド(thiacloprid)の違反が、さらに輸入オレンジの2サンプルでイマザリル(imazalil)の違反が判明した。また、キュウリとチンゲンサイのサンプルから微量のエンドスルファンが検出された。ニュージーランドでは昨年1月からエンドスルファンの使用が禁止されている。検出された濃度は基準値以内であり安全上の問題はないが、NZFSAはこれらの事例について調査を行っている。 調査結果の詳細については、以下のURLから入手可能。 http://www.nzfsa.govt.nz/science/research-projects/food-residues-surveillance-programme/results/2010/FRSP.pdf |
地域 | 大洋州 |
国・地方 | ニュージーランド |
情報源(公的機関) | ニュージーランド食品安全機関(NZFSA) |
情報源(報道) | ニュージーランド食品安全庁(NZFSA) |
URL | http://nzfsa.govt.nz/publications/media-releases/2010/2010-07-26-frsp-results.htm |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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