食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03161070470
タイトル 欧州疾病予防管理センター(ECDC)、EU加盟国における気候変動と伝染病に関するハンドブックを公表
資料日付 2010年3月10日
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分類2 -
概要(記事)  欧州疾病予防管理センター(ECDC)は3月10日、EU加盟国における気候変動と伝染病に関する技術文書―国別の脆弱性、影響及び適応策の評価のためのハンドブック(50ページ)を公表した。食品媒介性疾患及び水媒介性疾患に関しての概要は以下のとおり。
1. 気候変動は、すでに欧州の様々な気候に対して測定できるほどの影響を及ぼしている。気候変動が欧州における伝染病の伝播に影響を及ぼすことが広く予見される。いくつかの例で良い影響が見込まれる一方、多くの場合、公衆衛生に対する新たな脅威になるとみられる。たとえば、食品及び水媒介性疾患の発生は温暖化と相関性がある。
2. 本ハンドブックは、伝染病の伝播に対する気候変動の影響の可能性について予測し、対応する諸活動の立案を促進するための基本的な資料として意図されたものである。
3. 多くの国々において、気候変動による脆弱性の評価及び/又は適応策の策定が行われている。本ハンドブックは、欧州だけではなく、豪州、カナダ、ニュージーランド及び米国で行われた評価による最良の実践と経験に基づいている。
4. 食品媒介性疾患
 ガイダンス・チェックリスト:気候変動における食品媒介性疾患リスクに対応するための適応策の評価における評価プログラム
(1)食品製造、加工、輸送及び貯蔵中における食品媒介性疾患の発生及び伝播を管理する規則(及びその規則の遵守)
(2)食品媒介性疾患の集団発生に関するサーベイランスプログラム
(3)食品の適切な取扱いに関する啓発
5. 水媒介性疾患
 ガイダンス・チェックリスト:気候変動における水媒介性疾患リスクに対応するための適応策の評価における評価プログラム
(1)公的な飲料水源における水媒介性疾患の発生及び伝播を管理する規則(及びその規則の遵守)
(2)水媒介性疾患の集団発生に関するサーベイランスプログラム
(3)海水浴場閉鎖及び水媒介性疾患集団発生のその他の原因に関する早期警告システム
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
情報源(報道) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
URL http://ecdc.europa.eu/en/publications/Publications/1003_TED_handbook_climatechange.pdf
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