食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03160860111
タイトル カナダ食品検査庁(CFIA)、害虫耐性遺伝子組換えトウモロコシCorn Event MIR162 , OECD Unique Identifier SYN-IR162-4の安全性に関する決定文書を公表
資料日付 2010年7月16日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  カナダ食品検査庁(CFIA)は、7月15日、害虫耐性遺伝子組換えトウモロコシCorn Event MIR162
, OECD Unique Identifier SYN-IR162-4の安全性に関する決定文書を公表した。
 当該遺伝子組換えトウモロコシは、組換えDNA技術により、改変Vip3Aa(Vip3Aa20)遺伝子及び選択マーカーとしてpmi遺伝子を導入している。Vip3Aa遺伝子は、Bacillus thuringiensis AB88株由来で殺虫性たんぱく質VIPをコードし、鱗翅目昆虫に対して活性を有する。pmiは、Escherichia coli由来の遺伝子で炭素源としてマンノースを利用できるようにするPMI酵素をコードする。
 評価に当たっては、当該遺伝子組換えトウモロコシの雑草化や野生への侵襲の可能性、野生近縁種への遺伝子移行の可能性、当該トウモロコシの生物多様性への影響などの環境評価、当該トウモロコシの家畜栄養への影響の可能性などの家畜飼料評価を行った。
 評価の結果、当該遺伝子組換えトウモロコシが発現するVip3Aa20たん白質は哺乳類に対して毒性やアレルゲン性をもつ可能性はなく、土中で持続することも考えられない。また、同様に発現するPMIたん白質も毒性やアレルゲン性を持つ可能性はなく、農業上の意味を持たない。当該遺伝子組換えトウモロコシの挿入DNAの安定性が証明され、非遺伝子組換えトウモロコシと比較しても雑草化及び野生への侵襲の可能性、類縁種への遺伝子移行の可能性、新規の病気の導入の可能性はほとんどないことが示された。
 動物実験の結果、急性経口毒性の観点から当該遺伝子組換えトウモロコシの発現するたん白質による悪影響は無く、非遺伝子組換えトウモロコシと比較しても、ブロイラーへの悪影響は無いことが示された。それゆえ、作業員や家畜に対するリスクは、非遺伝子組換えトウモロコシと比べても増加しないと言える。
 したがって、当該遺伝子組換えトウモロコシは、その導入遺伝子及び獲得形質を安全性や栄養組成の観点から見て、懸念を引き起こすような特徴を有しないし、安全上も栄養的にも非遺伝子組換えトウモロコシと同等であると見なすことができるため、CFIAは、当該遺伝子組換えトウモロコシの環境への放出及び家畜飼料としての使用を認可した。
地域 北米
国・地方 カナダ
情報源(公的機関) カナダ食品検査庁(CFIA)
情報源(報道) カナダ食品検査庁(CFIA)
URL http://www.inspection.gc.ca/english/plaveg/bio/dd/dd1079e.shtml

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