食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03160510149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、ビスフェノールA (BPA) に関する800報以上の研究論文を精査し、9月に意見書を確定する旨を公表 |
資料日付 | 2010年7月9日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は、ビスフェノールA (BPA) に関する800報以上の研究論文を精査し、9月に意見書を確定する旨を7月9日に公表し、13日に内容を一部更新した。概要は以下のとおり。 1. 科学パネル(CEF)の科学者らは、(1)ラットを用いたBPAの発達神経毒性試験(Stump 2009)の評価、(2)デンマーク工科大学(DTU)食品研究所によるBPAのリスク評価に関する勧告、(3)BPAの毒性に関する包括的な文献レビュー、(4)全体的な結論を含めたBPAに関する包括的な意見書を作成中である。 2. 文献レビューにおいて、当該パネルは800報以上の文献を検索し、その審査過程に予想よりはるかに多くの時間が費やされた。当該パネルは7月6~8日の全体会議で、各試験の原理に関する論議に時間のほとんどを使い、包括的な意見書を確定して採択する十分な時間がなかった。 3. BPAの耐容一日摂取量 (TDI) 0.05mg/kg体重/日を暫定TDIにすることも提案されたが、当該パネルが現在までの審議において当該TDIを維持することをEFSAは欧州委員会(EC)への書簡で示している。当該パネルは同時に、不確実性の領域を特定している。その領域は安全性の懸念とは考えられなかったが、さらに検討する価値がある。 4. また、当該パネルは、0~3歳児用の食品接触材料中におけるBPAの使用を禁止したデンマークの科学的根拠となったStump試験を検討している。Stump試験は、その試験デザインに含まれている神経行動学的な評価項目にBPAが影響を与えているという科学的根拠を提示しておらず、したがって、当該パネルがBPAのTDIの変更を検討することにはならないと当該パネルは結論づけている。当該パネルは、これまでの議論において、DTU食品研究所のリスク評価で示された学習能力に対するBPAの低用量作用の可能性を排除した。 国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報 No.15/2010(2010.07.14)化学物質p8 http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/2010/foodinfo201015c.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/press/news/cef20100713.htm |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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