食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03160230149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、トリアゾール系農薬の累積暴露評価に関してオランダの食品安全研究所(RIKILT)からEFSAに提出された科学的/技術的報告書を公表 |
資料日付 | 2010年2月11日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は2月11日、トリアゾール系農薬の累積暴露評価に関してオランダの食品安全研究所(RIKILT)からEFSAに提出された科学的/技術的報告書(2010年1月15日、公表容認)を公表した。概要は以下のとおり。 1. 農薬の累積リスク及び複合リスクを評価する新しい手法の識別に関するEFSAの意見書において、累積リスク評価のための段階的な手法が提案されている。本研究の目的は、確率論的モデリングを用いた累積暴露の高レベル評価が実行できることを立証することである。確率論的なソフトウエアに入力するデータは、チェコ共和国、フランス、イタリア、オランダ、スウェーデン、英国及びフィンランドの食品摂取データベース及び残留農薬濃度データベースから構成された。各摂取データベースで申告された摂取食品は、対応する原料の農産物に換算された。 2. 短期間摂取を推定するために確率論的なモンテカルロモデルを用いた。長期間摂取を評価するために、3種類の統計学的モデル―ISUF(訳注:Iowa State University Foods model)、BBN(訳注:Bayesian Belief Network model)及びIOM(訳注:Institute of Medicine model)を用いた。確率論的モデリング及びデータは、モンテカルロリスク評価(MCRA)ソフトウエアで作成した。様々な国々の様々な年齢群に対して、累積暴露評価を行った。シナリオの半分は実際の暴露量の算出を目的とし、残り半分は残留基準値を設定した結果として見込まれる暴露量の算出を目的としたものである。 3. 欧州諸国におけるトリアゾール系農薬に対する短期間及び長期間の食事経由暴露量を、確率論的モデルで算出することができる。試料中の分析されていないトリアゾール系農薬をゼロ値と仮定する統計学的モデルは、暴露量の過小評価を引き起こす可能性がある。長期間暴露の評価において、すべてのモデルがすべての場合に適用するわけではなく、特に暴露が二峰性分布したシナリオにおいて、著しいモデルの不確実性が観察された。IOMモデルは、すべての場合に適用できるが、この方式は暴露分布の上限値の暴露量を過大評価することが認められた。 4. 不均一なデータセット及び二峰性分布を説明する新たな統計学的モデルの開発が勧告された。本プロジェクトに参加した国々のように、残留物データ及び摂取データがMCRAソフトウエアで一度作成されれば、シミュレーションはインターネットを通じて容易に行うことができる。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/40e.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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