食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03150850330 |
タイトル | 英国健康保護局(HPA)、感染症情報 (Health Protection Report)第4巻23号を公表 |
資料日付 | 2010年6月11日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国健康保護局(HPA)は6月11日、イングランド及びウェールズにおける食中毒及び感染症情報 (Health Protection Report)第4巻23号を公表した。今号の概要は以下のとおり。 1. 2010年第18~22週に複数個所での発症例(General outbreak)として報告された食中毒 (1) テームズ・ヴァレー(Thames Valley)地域のパブで20人が発症した。ノロウイルスが検出された。原因食品はサラダ。 (2) ウエスト・ヨークシャー(West Yorkshire)地域のレストランで6人が発症した。ノロウイルスが検出された。原因食品は不明。 (3) テームズ・ヴァレー(Thames Valley)地域のホールで43人が発症した。病原物質また原因食品ともに不明。 (4) エセックス(Essex)地域のホテルで26人が発症した。病原物質また原因食品ともに不明。 (5) ウエスト・ヨークシャー(West Yorkshire)地域の全寮制学校で65人が発症した。病原物質また原因食品ともに不明。 2. イングランド及びウェールズにおいて2010年第18~22週の期間に報告された一般胃腸感染症 細菌別にみるとカンピロバクターによる症例が最多で4 ,033件、2番目がロタウイルスによるもので1 ,375件、3番目がノロウイルスによるもので574件、次いでサルモネラ属菌が277件、クリプトスポリジウム症が203件、ジアルジア属が194件、ソンネ赤痢菌が65件、また腸管出血性大腸菌O157が50件となっていた。 2010年第1~22週の累計では、カンピロバクター、腸管出血性大腸菌O157、サルモネラ属菌、ソンネ赤痢菌、ロタウイルス、クリプトスポリジウム症及びジアルジア属のいずれも2009年同期に比べて以下のとおり減少した。(カッコ内は2009年同期件数) カンピロバクター: 18 ,736件 (19 ,392件) 腸管出血性大腸菌O157: 153件 (166件) サルモネラ属菌: 2 ,075件 (2 ,398件) ソンネ赤痢菌: 261件 (426件) ロタウイルス: 13 ,324件 (13 ,574件) クリプトスポリジウム症: 1 ,119件 (1 ,129件) ジアルジア属: 1 ,218件 (1 ,257件) 他方、ノロウイルスについては、前年同期と比較して下記のとおり大幅に増加した。 ノロウイルス: 8 ,930件 (4 ,845件) 3. 2010年4月にHPAにおいて記録されたイングランド及びウェールズでのサルモネラ感染症 症例の総計(暫定数値)は469件で、その血清型は、S.Enteritidis PT4が16件、S. Enteritidis (他のPTs)が98件、S. Typhimuriumが120件、S. Virchowが11件、その他が224件であった。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国健康保護局(HPA) |
情報源(報道) | 英国健康保護局(HPA) |
URL | http://www.hpa.org.uk/hpr/infections/enteric.htm#gofi |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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