食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03150390149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、6月4日、農薬有効成分メチダチオンの既存残留基準値の消費者安全性評価に関する理由付き意見書(5月31日付け)を公表
資料日付 2010年6月4日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は6月4日、農薬有効成分メチダチオンの既存残留基準値(MRL)の消費者安全性評価に関する理由付き意見書(5月31日付け)を公表した。 概要は以下のとおり。 
 ポルトガルは、長期摂取懸念を解消するため柑橘類、仁果類、ひまわりの種のMRLを除外するよう提案している。
 有効成分メチダチオンはEUでは認可されていないため、EFSAは特に国際貿易に関係するMRLに留意し、当該有効成分のすべての既存MRLの科学的根拠を評価した。
 当該有効成分の毒性学的プロフィールはFAO/WHO合同残留農薬専門家会議(JMPR)により1997年に評価され、一日耐容摂取量(ADI)0.01mg/kg体重/日及び急性参照用量(ARfD)0.01mg/kg体重/日が設定された。
 慢性及び急性暴露測定を国際貿易に関連すると考えられる全てのMRLを含め、EFSAの残留農薬摂取量算出モデル(PRIMo)改訂2を用い実施した。MRLが十分にデータにより支持されているところでは、Highest residue(HR)及びSTMR値(訳注:GAP手法の最大条件に沿って実施された作物残留試験から得られた残留値の中央値)を用いた;それ以外はMRL値を用いた。欧州の25カ国の食習慣でADIを超過し、最も高い暴露は2
,392%であった;これらの慢性暴露に主に寄与したのは柑橘類、油用オリーブ、牛乳であった。急性暴露については、柑橘類でARfDの超過(最大で6
,631%)が特定された。
 リスク管理のオプションとして、ポルトガルは柑橘類、仁果類、ひまわりの種の既存MRLを削除することを提案した。したがって、EFSAはこれらのMRLを無視排除した第二の暴露推計を行った。この場合、全ての急性暴露はARfD以下であった;最も高い急性暴露はプラムでARfDの66%であった。しかしながら、慢性暴露では依然、9カ国の食習慣でADIの301%まで超過した。したがって、ポルトガルの提案したリスク管理オプションは欧州の消費者のリスクに対応するためには十分であるとは考えられない。
 評価全体を通したいくつかの限界により、EFSAは暴露推計は正確でない可能性があり、実際の暴露を過大に見積もっていると認識する。MRLの受容性は以下の情報がEFSAに提出された時に再検討される可能性がある。
・全ての既存MRLを立証する一連の作物残留試験で、EFSAが適正なSTMR値、HR値、はく離係数(peeling factor)を導き出すことを可能にする 
・動物由来産品の残留の大きさを検討した研究
・動物由来産品の残留メチダチオン管理のための公定分析法
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/1639.pdf

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