食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03150310149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、複数の農作物におけるフロニカミドの既存残留基準値を改訂する理由付き意見書を公表
資料日付 2010年5月6日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は5月6日、複数の農作物におけるフロニカミドの既存残留基準値を改訂する理由付き意見書を公表した。
 EC規則No.396/2005によりフランスはフロニカミドのかんきつ類、ナス、ペッパー、豆(莢なし)、桜桃に対する既存残留基準値(MRL)の改訂申請を受けた。イタリア、フランス、スペインなど加盟国での意図された使用に適応するため既存MRLの改訂が提案され、評価担当加盟国(EMS)フランスは評価報告書案を作成しEUに提出、2010年1月48日、2月19日、3月24日にEFSAに転送された。
 フロニカミドの毒性プロフィールは指令91/414/EECのピアレビューにより検討され、0.025mg/kg体重/日の一日許容摂取量(ADI)及び0.025mg/kg体重の急性参照用量(ARfD)が得られた。
 残留フロニカミドの代謝は、小麦、じゃがいも、桃及び追加的にペッパーで検討された。代謝は全ての作物で同程度であることが示され、残留は主にフロニカミドと代謝物 TFNG(N-{[4-(trifluoromethyl)pyridin-3-yl]carbonyl}glycine)及びTFNA(4-(trifluoromethyl)pyridine-3-carboxylic acid )であった。ピアレビューはリスク評価残留物定義を”フロニカミドとして表記するフロニカミド、TFNA及びTFNGの総計”とすることを提案した。
 EFSAは提案された残留物定義を保持することを提案し、追加的代謝試験は不要と結論づけた。
 EFSAの残留農薬摂取量算出モデル(PRIMo)改訂2にて暴露評価が実施された。長期暴露推定では、既存MRLと同様にマンダリン、オレンジ、ナス、ペッパー、豆(莢なし)、桜桃の管理試験によるSTMR値を用いた。一部の食料農産物では残留農薬濃度中央値(supervised trials median residue: STMR)は暴露推定の精緻化に有効であった。急性暴露評価は検討中の作物についてのみ実施された。残留試験より得られた関連Highest residue(HR値)を急性暴露評価の入力値とした。
 長期の健康への懸念は欧州のいずれの食習慣においても特定できなかった。総摂取量は最大でADIの23%であった。
 当該MRL案に伴う短期の健康懸念はなかった。推定暴露(ARfDの%として現された)はオレンジで37.1%、ペッパーで27.7%、グレープフルーツで25%、ナスで24%、マンダリンで15.6%、豆(莢なし)で14.1%、レモンで9.6%、桜桃で8.3%であった。
 MRLは以下のように改訂勧告される。
 かんきつ類: 0.05 mg/kg → 0.1 mg/kg
 桜桃: 0.05 mg/kg → 0.3 mg/kg
 ペッパー: 0.05 mg/kg → 0.15 mg/kg
 ナス: 0.05 mg/kg → 0.4 mg/kg
 豆(莢なし): 0.05 mg/kg → 0.8 mg/kg
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/1610.pdf

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