食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03140440160
タイトル 英国食品基準庁(FSA)、2010-2015年の食品由来疾病方策案について意見募集を開始
資料日付 2010年6月9日
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概要(記事)  英国食品基準庁(FSA)は6月9日、カンピロバクター対策が最優先事項とされている2010-2015年の食品由来疾病方策案を公表し、意見募集を開始した。概要は以下のとおり。
 食品由来疾病方策案は、英国において2015年までに全種類の食中毒を減少させるロードマップで、生の鶏肉での保菌率増加が食品安全に対する最大の課題となっている。
 FSAの最新の調査によると、店頭で購入する生鶏肉の65%はカンピロバクターに汚染されていることが判明した。イングランド及びウェールズで毎年発生する食中毒症例約300
,000件は、カンピロバクターが原因と推定されている。
 FSAは、カンピロバクター対策として以下の措置を提案している。
1. 英国の食品業界と密接に協力し、農場、と畜場及び小売段階での新たな介入措置を試行する
2. 2015年までの鶏肉のカンピロバクター汚染削減について新たな目標を設定する
3. 一般に向けて、生の鶏肉を取扱い、調理する際に交差汚染を避ける必要があることの注意喚起を行い、カンピロバクター感染から自身を守る手助けをする
 カンピロバクター対策に加えて、食品由来疾病方策案ではあらゆる感染源の食中毒削減のための5年計画について概説している。英国では、毎年、約100万人が食品由来疾病を患っているが、そのうち20
,000人が入院加療を要し、また500人近くが死亡している。
 FSAは、方策最終版の今年末発表を目指して今回の意見募集を行っている。意見募集は、イングランド、ウェールズ、スコットランド及び北アイルランドでそれぞれ別々に実施されている。意見の提出期限は2010年9月2日。
 意見募集の詳細は、以下のURLから入手可能。
イングランド
http://www.food.gov.uk/consultations/consulteng/2010/foodbornediseasestrategyeng
スコットランド
http://www.food.gov.uk/consultations/consultscot/2010/foodbornediseasestrategyscot
ウェールズ
http://www.food.gov.uk/consultations/consultwales/2010/foodbornediseasestrategywales
北アイルランド
http://www.food.gov.uk/consultations/consultni/2010/foodbornediseasestrategyni
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国食品基準庁(FSA)
情報源(報道) 英国食品基準庁(FSA)
URL http://www.food.gov.uk/news/newsarchive/2010/jun/campylobacter
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