食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03140360208 |
タイトル | 豪州・NZ食品基準機関(FSANZ)、カフェインに関する3項目のファクトシートを公表 |
資料日付 | 2010年6月3日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 豪州・NZ食品基準機関(FSANZ)は6月3日、カフェインに関する3項目のファクトシートを公表した。 ここ数年、入手が容易で若者において摂取されているカフェインを含むエネルギー飲料についての懸念やメディア報道が出ている。これらの懸念のほとんどは、「エネルギー・ショット」として流通しているカフェイン入りのエネルギー飲料に関連している。 1. カフェインとは何か。 カフェインは、コーヒー、紅茶、ココアなどに自然に含まれている。これら食品の摂取により、カフェイン及びその使用に関する消費者の意識には長い歴史がある。コーヒー、紅茶及びココアまたはこれらを成分として含んでいる食品に加えて、市場ではコーラのような清涼飲料、カフェイン入り調製飲料(エネルギー飲料)及びエネルギー・ショットのようなカフェイン添加製品が販売されている。 2. カフェインの安全な摂取量はどうか。 現在、カフェインの摂取量については、一日摂取許容量(ADI)のような安全基準値は設定されていない。ベンチマークとしては、不安作用を指標にして1日に体重1キロ当たり3mgが設定されている。このベンチマークは、1999年にFSANZが設立した「食事カフェインの安全性に関する専門作業グループ」の答申に基づいて設定された。この量は、子供(5-12才)では、1日約95mg、また成人では1日210mgに相当する。 3. カフェインはどのように規制されているか。 豪州・ニュージーランド食品基準コード(コード)では、カフェインの添加をコーラタイプの清涼飲料とエネルギー飲料にのみ限定している。添加したカフェインを含む食品もまた表示が必要である。あまり知られていないガラナ(guarana: 高レベルの天然カフェインを含む南米の植物)が添加されている場合には、当該食品にもカフェイン含有の表示を行わなければならない。これは、自分自身で或いは子供達にカフェイン摂取を避けたい人々に対し手助けするためである。 コーラタイプの飲料については、カフェイン含有の上限が145mg/kgとなっている。カフェイン入り調製飲料(Formulated caffeinated beverages: FCB)については、食品基準コードの基準2.6.4で規制されている。同基準では、エネルギー飲料での上限を320mg/Lと定めている。基準には当該製品が幼い子供達、妊婦もしくは授乳中の女性及びカフェインに感受性の高い人々には不適である旨の表示義務が含まれている。 ダイエタリー サプリメント或いは栄養補助食品として販売されている「エネルギー・ショット」は、基準コードで規定されている上限以上のカフェイン及び他の物質を含んでいるために、基準2.6.4の要件を満たしていない。閣僚評議会は、2009年10月23日の会合でカフェイン入りエネルギー飲料の規制について提起された問題に対応するために一連の措置に合意した。その結果、これらの対応策の幾つかについては進展がみられ、2010年の5月初めに開催された評議会の会合で、閣僚により留意された。 |
地域 | 大洋州 |
国・地方 | 豪州 |
情報源(公的機関) | 豪州・NZ食品安全庁(FSANZ) |
情報源(報道) | 豪州・NZ食品基準機関(FSANZ) |
URL | http://www.foodstandards.gov.au/scienceandeducation/factsheets/factsheets2010/caffeinejune2010.cfm |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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