食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03140020188 |
タイトル | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、フランス産動物性食品及び動物由来食品のダイオキシン、PCB汚染評価法について意見書を提出 |
資料日付 | 2010年4月12日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、フランス産動物性食品及び動物由来食品のダイオキシン、PCB(ポリ塩化ビフェニル)汚染評価法に関する科学技術指針を食品総局(DGAL)から要請されたことを受けて、2010年3月26日付で意見書を提出した。 2005年にWHOは毒性等価量(TEQ)で記述するダイオキシン、ポリ塩化ジベンゾフラン(PCDF)、ダイオキシン様PCB(DL-PCB)の総量計算に考慮されている様々な類縁化合物の部分を均衡させる(加重値)毒性等価係数(TEF)の見直しを実施した。このことから欧州委員会は新たな毒性等価係数(TEF)を定めるため、欧州加盟諸国における食品汚染の現状に基づいて、現行規則で定める基準値の見直しを行った。 このため食品総局(DGAL)はAFSSAに対し欧州規則EC No.1882/2006に定める食品カテゴリー別にフランスにおけるダイオキシン、PCDF及びDL-PCBの汚染レベルについての報告書を作成するよう諮問した。これらの結論は基準値見直しを検討する欧州委員会での検討の材料として使用される。 使用したデータは欧州規則EC No.1881/2006に使用されているリストに基づいて分類した。(1)ウナギ、(2)ウナギを除く魚肉、水産物及び加工品、(3)陸上動物の肝臓、(4)牛とめん羊の肉(山羊を含む)、(5)鶏肉(ジビエとウサギを含む)、(6)豚肉、(7)乳及び乳製品、(8)鶏卵及び卵製品、(9)牛とめん羊の獣脂である。 分析の結果、新たな毒性等価係数(TEF)はある食品カテゴリーでポリ塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシン(PCDD)/PCDF及びPCDD/PCDF+DL-PCBにおいて基準値を超えるサンプル数が減少することを示すものであった。 水産物で観察された不適合サンプル数の減少は主に類縁化合物によるものである。 WHOが2005年に1998年制定の毒性等価係数(TEF)を変更して定めた新たなTEFを考慮すると、PCDD/PCDDF及びPCDD/PCDF+PCB-DL合計値の低下をもたらす。従って、1998年規定のTEFを2005年規定のTEFに変更すると、基準値を超えるダイオキシン類含有量のサンプル数が減少する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
情報源(報道) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
URL | http://www.afssa.fr/Documents/PASER2009sa0275.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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