食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03130140314 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、減塩に関する専門家会合の報告書「総国民の減塩に対する賛否」を公表 |
資料日付 | 2010年5月25日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、減塩に関する専門家会合(2009年10月15日開催)の報告書「総国民の減塩に対する賛否」を公表した。会合では、塩分摂取と心血管疾患の関連に関する最新の科学的知見に基づき、全体的な減塩は国民の健康に便益となるかどうか、塩分摂取は代謝症候群における心血管疾患の発症機序にどのように影響するか等について議論された。報告書の項目(及び4.の概要)は以下のとおり。 1. 序 2. 総国民の減塩:問題点 3. 高血圧:発症機序、リスク要因、心血管疾患のリスク 4. 塩分摂取と国民の高血圧症:リスク要因としての塩の位置づけ ドイツにおける死亡のリスク要因の第一位は高血圧である。高血圧の原因は塩分摂取のみではなく、食事全体の影響が大きい。多数の研究で、塩減すると高血圧の者は正常血圧の者に比べ顕著に血圧が低下することが示された。He & McGregorの研究(J Hum Hypertens 2002 , 16: 761-70)では、減塩(40~118mmol/日)により、特に高血圧の人に血圧低下が観察された。また、血圧低下とナトリウム排泄量低下には直線関係が確認された。 塩は高血圧の他のリスク要因と比べ重要である。減塩は最大血圧及び最小血圧に対し、減量、運動、減酒、カリウム補給及び食事習慣改善と同様に影響する。 5. 正常血圧の健康被験者における塩、ナトリウム収支、血圧調整 6. 塩分摂取と塩感受性:代謝症候群とのどのような関係が知られているか? 7. ドイツの子供及び成人における塩分の摂取及び排泄:塩分摂取に主に寄与している食品は? 8. 幼児期の塩分摂取量が成人後の血圧に影響するか? 9. 塩と高血圧との関連の根拠にどの程度エビデンスがあるか?他の心血管エンドポイントについてどのようなことが言えるか? 10. 緩やかな塩分制限は高齢者にナトリウム欠乏症を誘発するか? 11. 食塩の最適な摂取とは?:一律に食塩を制限することの危険性 12. 食塩摂取の制限策:他国の実施例 13. 総括討議 14. 参加者一覧 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
URL | http://www.bfr.bund.de/cm/238/fuer_und_wider_einer_salzreduktion_in_der_gesamtbevoelkerung.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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