食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03120800314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、意見書「Q熱:動物由来食品の摂取によりコクシエラ(Coxiella burnetii)に感染する可能性は低い」を公表
資料日付 2010年4月29日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、意見書「Q熱:動物由来食品の摂取によりコクシエラ(Coxiella burnetii)に感染する可能性は低い」(2010年3月15日付)を公表した。概要は以下のとおり。
 Q熱原因菌のコクシエラ(Coxiella burnetii)は、山羊、めん羊、牛などの動物のみならず、感染動物由来食品(生乳、生乳チーズ、生乳バター、肉など)からも検出される。オランダで2009年に、乳用山羊のQ熱集団感染と同時にヒトのQ熱感染が急増したのを受け、BfRは、生乳及び生乳製品中のコクシエラの経口感染リスクを評価した。
 BfRは2003年に食品を介するQ熱感染リスクを暫定評価した(2003年6月17日付意見書)。ヒトは主に塵埃及び飛沫を介し経気道感染する。この推測は、最新の文献調査でも確認された。食品を介しQ熱に感染するリスクは先の評価と同様に低い。
 しかしながら食品を介する感染は完全には排除されず、依然議論されている。予防のため、感染群の乳は熱処理するよう勧告する。感染群由来の生乳及び生乳製品は、消費者に提供すべきではない。
 本意見書の概要の英語版は以下のURLから入手可能。
http://www.bfr.bund.de/cm/245/q_fever_transmission_of_coxiella_burnetii_through_the_consumption_of_foods_of_animal_origin_unlikely.pdf
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/cm/208/q_fieber_uebertragung_von_coxiella_burnetii_durch_den_verzehr_von_lebensmitteln_tierischer_herkunft_unwahrscheinlich.pdf
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。