食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03120790149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、EUの動物におけるQ熱の統一モニタリング及び届出方式の策定に関してEFSAに提出された科学的報告書を公表 |
資料日付 | 2010年5月12日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は5月12日、EUの動物におけるQ熱の統一モニタリング及び届出方式の策定に関してフランス食品衛生安全庁(AFSSA)等からEFSAに提出された科学的報告書(2010年5月5日、公表容認)を公表した。概要は以下のとおり。 1. コクシエラ(Coxiella burnetii)は、よく知られた人獣共通感染症であるQ熱の病原体である。Q熱が後期流産及び死産の原因となる反すう動物を除き、Q熱の臨床症状はほとんどの動物において非特異的である。Q熱は、欧州共同体内における人獣共通感染症に関する概要報告書に最近収載されたばかりである。EU加盟国からの届出は統一されておらず、利用可能な情報の程度にかなりのばらつきがある。このため、EU域内の動物を対象としたQ熱の統一モニタリング及び届出方式を策定するプロジェクトが開始された。 2. Q熱に感受性をもつ30以上の動物種が欧州で記録されている。しかし、家畜反すう動物(牛、めん羊及び山羊)がヒトのQ熱感染の集団発生に最もよく関連した感染源であることが示されている。したがって、家畜反すう動物を中心とするモニタリング方式を提案する。Q熱に臨床的に罹患している動物群について標準化した定義を提案する。標準化した定義には、連続した流産、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)法によるC. burnetiiの存在の確認、及び、エライザ法による血清学的陽性が含まれる。さらに、(1)Q熱のモニタリングは、臨床的に罹患している動物群の特定を目的としたパッシブシステムに依ることが望ましい、(2)診断方法はエライザ法とPCR法の組合せを含むことが望ましいと提案する。 3. 検査結果の解釈のための指針を、牛及び小型反すう動物向けに提示する。アクティブモニタリング方式は、ヒトあるいは動物における高い疾病頻度が疑われる場合に、動物集団中のQ熱感染率を評価する必要のある国々において適用することができる。アクティブモニタリングは、バルクタンク乳の検査又は血清調査に活用できる。欧州共同体レベルで情報を提出するための統一した届出書式を提案する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/48e.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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